もし、生涯を誓ってともに歩んできたパートナーに不倫されてしまった場合、好きだから許してしまうのか、それとも好きだからこそ許せないのか…。どうやら、男女でも考え方の違いがあるようだ。
■パートナーに不倫されたら離婚すべき
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女410名を対象に実施した調査では、全体で51.2％の人が「パートナーに不倫されたら離婚すべきだと思う」と回答した。
なお、男性は46.9%、女性は55.0％という結果であった。
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■女性のほうが不倫に厳しい
性年代別でみると、女性は10代から30代までは60％以上の人が「離婚すべき」と回答。一方男性は、10代と50代以外は半数に届かないという結果に。
また、女性は50代だけが39.0％と半数を下回っており、定年退職を控えた時期であるなど、ほかの年代とは違う要因があるのかもしれない。
■普通の喧嘩とはわけが違う
編集部が話を聞いた30代の女性は、「普通の喧嘩や意見の相違とはわけが違います。不倫は完全に契約違反。もう信用もできないし、許すことはできないと思います」と語る。裏切られたという気持ちが強く、関係の修復は不可能という考えの模様。
また、すぐに離婚というのは早計だと考えている40代の男性は、「不倫は許せないけど、そこに至るまでの夫婦間の問題を見つめ直す努力をしてからでも遅くないと思います。もしかしたら、こちらにも原因があったのかもしれないとも思うし…」と、不倫そのものは許せないが、関係を見直す余地はあるという意見の人もいるようだ。
■経済的な心配も…
調査結果から女性は「離婚すべき」という意見が多かったが、一方で、ずっと専業主婦だったという50代の女性は、「パートナーへの信用がなくなったとしても、経済力がないので自分から別れを切り出すという選択はできないと思います」と語った。
それぞれの状況により、考え方も選ぶ道も違って当然だが、男性よりも女性のほうが精神的なつながりを重要視しており、裏切られたと感じる人が多いのかもしれない。
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