日本代表MF久保建英(マジョルカ/スペイン)の代表初ゴール直後の様子が届いた。日本サッカー協会の公式YouTubeチャンネル『JFATV』が伝えている。

日本は10日、キリンカップサッカー2022準決勝でガーナ代表と対戦し、4-1と快勝を収めた。久保はインサイドハーフで先発すると、2-1とリードして迎えた72分、左サイドを突破した三笘薫のマイナスの折り返しに上手く合わせ、左足のシュートを相手DFに当たりながらもネットを揺らした。

2019年6月19日に行われた国際親善試合のエルサルバドル戦でA代表デビューを飾った久保にとって、通算17試合目での待望の日本代表初ゴールとなった。

JFA TV』はガーナ戦直後のピッチの様子を公開。インタビュー直前の久保に原口元気(ウニオン・ベルリン/ドイツ)、堂安律(PSV/オランダ)、長友佑都(FC東京)、遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)という先輩選手たちが絡んでいくと、「喜べよ!」「タケ行こ」と盛り上げる。久保は「なんすか(笑)」、「やめて(笑)」とクールな様子だったが、堂安は「もっと喜べよアイツ!」と最後までたきつけていた。

また、『JFATV』は久保の「僕はね今まだ落ち着いている。帰ってしっかりと喜びを噛み締めたいと思っています」というコメントも紹介。同じくガーナ戦で代表初ゴールをマークした前田大然(セルティック/スコットランド)からは「そういうのじゃないから」と言われていたが、久保は「クールキャラで行くから。喜びのタイミングを失った。まあ大事なのは結果」と最後まで謙虚な様子だった。

苦しみながらも掴み取った代表初ゴールは久保にとって大きな意味があったのだろう。ここからのゴール量産と喜びを爆発させる姿が待ち遠しいところだ。

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