ユベントスがシャフタール・ドネツクに所属するブラジル代表FWダビド・ネレス(25)の獲得に動いているようだ。

ネレスは今冬の移籍市場でアヤックスからシャフタールへ完全移籍。しかし、2月にロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まると、新天地では一度もプレーすることはなく、国外への避難を強いられた。

ルーマニアを経由して脱出し、現在は母国ブラジルに一時帰国しているネレスだが、ウクライナ情勢もありシャフタールでのプレー再開の目途は立たず。国際サッカー連盟(FIFA)が3月に発表した、ウクライナリーグに所属する外国籍選手の他クラブへの移籍特例措置を使用し、国外でのプレーを選択する可能性が濃厚と見られている。

そうした中、イタリアスカイ・スポーツ』はユベントスがネレスの獲得を狙っていると報道。FWパウロ・ディバラ(28)やMFフェデリコ・ベルナルデスキ(28)の退団が決まっているために前線のバックアッパー獲得に動いており、そのターゲットの1人となっているようだ。

2017年冬にサンパウロからアヤックス入りしたネレスは、加入から2年連続で公式戦二桁ゴール、二桁アシストをマークしてブレイク。ブラジル代表選出も果たしたが、以降は負傷離脱を繰り返す。今季前半は公式戦22試合に出場するも、その内先発は5試合に留まったことで、ウクライナ行きを決めていた。

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