6月も半ばに突入し、梅雨シーズンの真っ只中。傘が手放せない時期となってきたが、ゲリラ豪雨は傘の防御力をいとも容易く貫通してくるのが恐ろしい。
以前ツイッター上では、とあるユーザーが雨天時に遭遇した「衝撃的すぎる光景」が話題となっていたのをご存知だろうか。
■エスカレーターを覆っていたのは…
注目を集めていたのは、ツイッターユーザー・えりんぎさんが投稿した一件のツイート。
「エスカレーターが雹を運んできてる!」「車はちょうど出かけてたおかげでボコボコにならずに済んだ」と綴られた投稿には6秒程度のショートムービーが添えられており、動画内には下のフロアから上がってくるエスカレーターの様子が。
上段部分で何やら白い物体が波打っている様子が確認できたのだが…なんとエスカレーターのステップ部分一面が、大量の雹(ひょう)によってびっしりと埋め尽くされていたのだ。
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■「エスカレーターで炒飯作れそう」
「ちりも積もれば山となる」という言葉もあるが、大量の雹がひしめく光景は、さながら雪崩のようである。
屋外に面したスペースから強風が吹き込んで雹をエスカレーターまで運び、ステップを上昇してきた雹の大群が段差部分で通行止めに見舞われてしまった…というのが、ことの経緯だろうか。
衝撃的な光景を収めた件のツイートは投稿から数日で1万件以上ものRTを記録しており、他のユーザーからは「これ運ばれてきたの!?」「手前側から掃除機で吸い取りたい」「スゴいことになってるな…」といった驚きの声が続出。
また「大量の雹がエスカレーターを駆け上がって右往左往する」という非日常すぎるシチュエーションを「日常のとあるワンシーン」と空目した人も少なくなく、「エスカレーターで炒飯作れそうだな」「ゲーセンのメダルゲームかと思った」など大喜利的なリプライが見られたのも微笑ましい。
雹の中には絶妙な配分で樹木の枝葉が混じっていたことから「モヒート作ってる?」「最初、青菜ご飯に見えた」などなど、思わず座布団を贈呈したくなるような声も。
■現地はやはり「修羅の国」だった…?
エスカレーターが雹を運んできてる😳!
車はちょうど出かけてたおかげでボコボコにならずに済んだ😂 pic.twitter.com/Sqa9LUA3Z6— えりんぎ (@monmofox) June 3, 2022
とんでもないゲリラ豪雨に遭遇したツイート投稿主・えりんぎさんだが、幸いなことに怪我などはなかったそう。
件の動画は6月3日の16時ごろに千葉県市川市にある某商業施設内で撮影したもので、えりんぎさんは「周りの人達が集まって何かを見ていたので、覗いてみたらあの光景でした」「ただただビックリして、こんなことがあるんだなぁと、職場の人達にも見せようと思って撮影しました」と、当時の様子を振り返っている。
動画を観る限りでは完全に「修羅の国」といった危険な雰囲気を醸し出しているが、えりんぎさんの夫は雹を手に乗せて写真を撮ったりと、現地の人々は意外にノリノリだった模様。
■洗濯機の中に炒飯が?
「非日常すぎる光景」が一周まわって日常のひとコマに見えてしまった今回のツイートだが、ときには日常の光景が「非日常すぎるワンシーン」に空目されてしまうケースも。
例えば今年1月には、コインランドリーの洗濯機内に入った衣類が「炒飯にしか見えない」と大きな話題となっていたのだ。
今回のエスカレーターの件と同じく、奇しくも「炒飯ネタ」で繋がったワケだが、ひょっとしたら人間の脳には「妙なものを見たら炒飯と思え」という、本能的な思考回路が備わっているのかもしれない。
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