ウルグアイ代表MFルーカス・トレイラ(26)がフィオレンティーナ退団を明らかにした。

レイラは2018年夏にサンプドリアからアーセナル入りしたが、2019年12月にミケル・アルテタ体制になってから徐々に出場機会が減少。2020年10月のアトレティコ・マドリー行きに続いて、昨夏もフィオレンティーナにローン移籍した。

そのフィオレンティーナでは久々のセリエAで31試合に出場するなど、最終的に公式戦35試合でプレー。得点関与も5得点2アシストと中盤の汗かき役としてだけでなく、オールラウンドぶりも光った。

それから買取オプションの行使有無が注目されるようになり、トレイラ自身も残留意向を示唆してもいたが、14日に自身のSNSに「フィオレンティーナのティフォージのみんなへ」と書き出して退団の挨拶をした。

「残念だけど、別れを告げるときが来た。フィオレンティーナとの絆が途絶えるのはすごく悲しい。ずっと僕にたくさんの愛とサポートを与えてくれたクラブで、最初からアットホームだった。ピッチの内外にかかわらず、街も僕にいつだって優しく接してくれたり、素晴らしかった。彼らは僕にいつも愛と敬意を示してくれたし、ずっと感謝している」

「そのおかげで、自分が望む一貫性とフォームを再び見つけられたんだ。それはチームメイトだけでなく、試合のたびにエネルギーを与えてくれたすべてのファンたちのおかげでもある。この色のために、僕が常にピッチで全力を尽くしたのは知っておいてほしい。シェフ、道具係、監督、理学療法士、セキュリティのクラブスタッフにも感謝している」

「彼らはクラブが機能する上でのピースなんだ。僕はこのクラブの一員であり続けるために頑張ったんだけど、残念ながら僕の見解では否定的な行動を取る人たちがいて、防いだので、ここを離れなければならない。それは知っておいてほしい。今後の成功を祈っている。どこにいても、いちサポーターとして応援し続ける。フォルツァヴィオラ

なお、トレイラは来季まで契約を残すアーセナルにひとまず復帰へ。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、フィオレンティーナは買取オプションの行使額である1500万ユーロ(約21億1000万円)の支払いで合意に至らなかったという。

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