7月よりスタートする上川隆也主演の木曜ミステリー「遺留捜査 第7シリーズ」(毎週木曜夜8:00-8:54、テレビ朝日系)の主題歌が、小田和正の楽曲3曲に決定した。

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同ドラマは、2011年より第1シーズンがスタートし、2013年の第3シーズンで「やさしい風が吹いたら」を、2017年の第4シーズンで「小さな風景」を、2018年の第5シーズンで「やさしい風が吹いたら」「小さな風景」の2曲を、2021年の第6シーズンでは「風を待って」を主題歌として起用してきた。

そして、今期の第7シーズンでは「やさしい風が吹いたら」「小さな風景」「風を待って」の3曲を主題歌として起用し、ドラマの回により主題歌を変え、番組をさらに盛り上げる。

「小さな風景」「風を待って」の2曲は、6月15日に発売された小田の8年ぶりのオリジナル・アルバム「early summer 2022」(読み方:アーリーサマーニーマルニーニー)に収録されている。

また、同アルバムは、NHKドラマ10「正直不動産」の主題歌「so far so good」、NHK「みんなのうた60」の記念ソング「こんど、君と」、経済ドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」のエンディングテーマとして書き下ろされた「ナカマ」をはじめ、収録曲全9曲が全てタイアップ曲となっている。

■「遺留捜査」主演・上川隆也コメント

――今作は主題歌に3曲が使用されますが、改めてこれらの主題歌は上川さんにとってどんな存在ですか?

小田和正さんのご提供下さった数々の作品の存在は“僕にとって”などという矮小(わいしょう)な話ではなく、「遺留捜査」にはもはやなくてはならない存在です。まるでこの物語の“羽衣”の様にすら思えます。

優美で美しく光り輝き、手に取るとはかなげに思えて力強く、そして物語をより高々と飛翔(ひしょう)させてくれる。余談になりますが、京都にも羽衣伝説があるそうです。

――小田和正さんへメッセージをお願いします。

これほどまでに物語を支えてくれる楽曲に巡り会うことは、望んでかなうものではないと思います。小田さんの歌声は、11年目を迎えたこの作品を“前へ前へ”と推し進める大きな駆動力の一つであり、その響きにスタッフ・キャスト一同、常日頃から背中を押されるような気持ちでいます。本当にありがとうございます。

■三輪祐見子ゼネラルプロデューサー(テレビ朝日)コメント

「遺留捜査」が小田和正さんの歌声と歩み始めて、9年が経ちました。ドラマのテーマでもある遺留品に込められた被害者の思いに、これまで優しく寄り添ってきてくれた歴代の主題歌「小さな風景」「やさしい風が吹いたら」「風を待って」の3曲全てと共に、集大成の第7シーズンを迎えることができます。

ドラマのラストに、小田さんの曲が流れると、明日への勇気と希望が湧いてきます。3曲の主題歌のうち、どの楽曲をお届けするのかは、毎週の放送をご覧になりながら、楽しみにしていただけたらと思います。そんな、ぜいたく遣いをさせていただくことに心から感謝申し上げます。

「遺留捜査」の主題歌が、小田和正の楽曲3曲に決定した