彼氏と家が近いと、「なんとなく今日は泊まろう」のように、いつの間にか半同棲状態になってしまうカップルって意外と多いですよね。大人同士の一人暮らしなら、もちろん半同棲状態になっても特に問題はありません。
ですが、半同棲になると二人の付き合いに悪影響を及ぼしてしまうことがあるのです。
では、なぜ半同棲はあまり好ましくないと言われるのか、覚えておきたい注意点を紹介していきます。


周りに急かされないから現状を維持しがち

「同棲した!」と家族や周りの友達に言うと「じゃあそろそろ結婚?」のように急かされることが多いでしょう。
ですが、半同棲の場合はお互いに基本は一人暮らしなので、わざわざ公言しないカップルが多いでしょう。
そのため周りから「結婚しないの?」のように聞かれることもなく、ついつい半同棲状態のまま気付いたら数年経過していた、というケースに陥りがちです。


どちらかがこっそり金銭的な不満を抱えがち

意外と金銭的なデメリットがあるのも半同棲状態の特徴です。頻繁に泊まりに来られる家の家主は「週末同棲よりも食費や光熱費がかかるけど言い出しづらい」と思うこともあるでしょう。
また、頻繁に泊まりに行く方も「ほとんど住まないのに家賃を払うのはもったいない」とモヤモヤすることもあります。
それならいっそ、半同棲ではなくきちんと同棲する方がお互いに貯金もしやすくなるかもしれませんね。


お互いに今後の話し合いの必要性を忘れがち

半同棲状態は、同棲よりもさらにお互いに相手の生活に責任を負う必要もなく、気軽なものです。
そのため普通のカップルなら「そろそろ同棲する?」や「両親に挨拶する?」のような話が出る時期でも、ついダラダラと過ごしてしまいがち。
周りの人たちに急かされないだけではなく、本人たちも周りの同年代のカップルよりものんびりしてしまうことが多いのです。結婚願望がある人は、特に気を付けた方が良いでしょう。


同棲よりも半同棲の方が関係が難しいかも……

「同棲すると結婚しづらくなる」とよく言われますが、実は同棲よりも半同棲の方がさらに二人の関係性が複雑になりがちだと言われています。今、なし崩し的に半同棲状態になっている人は、本当にそのままで良いのか一度考えてみてくださいね。(土井春香/ライター)

ダラダラ続けちゃってない?【半同棲状態】カップルの注意点