リーズが、バイエルンに所属するスペイン人MFマルク・ロカに関心を示しているようだ。14日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 現在25歳のロカはエスパニョールの下部組織出身で、2016年8月にトップデビューを果たし、エスパニョールでは公式戦通算121試合の出場で3ゴールを記録。バルセロナアーセナルなどが関心を示す中で、2020年10月にバイエルンに完全移籍で加入した。

 バイエルンユリアン・ナーゲルスマン監督はロカについて「彼は自分の弱点を良いポジショニングで補うことができる。非常に勤勉で常に耳を傾けてくれる」と評価していることを明かしているものの、今シーズンの公式戦出場は13試合にとどまるなど定位置を確保することはできていない。

 そんなロカに対し、プレミアリーグ残留を果たしたリーズが関心を示していることが報じられており、1040万ポンド(約17億円)の移籍金でバイエルンと合意に近づいているという。なお、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、両クラブは口頭で合意に達し、同選手とは2026年6月30日までの契約を締結する模様で、今週中にメディカルチェックが行われる予定となっているようだ。

リーズ移籍に近づくマルク・ロカ [写真]=Getty Images