旅好きの皆さんの中には、「1日中ずっと地図を眺めていられる」なんて言う人も多いかもしれません。遠い地の景色を思い描きながらの卓上トリップも素敵ですよね! そこでここでは、そんな地図好きさんのために「地図記号クイズ」を連載でお届けします。2万5千分の1の地形図には、全部で134種類の地図記号が設定されているそう。よく知っている記号から、「はじめて見たかも」なレア記号もあるかもしれませんね!

今日の地図記号は「索道(リフト等)」

一本の線に、小さな三角形が生えているようなこの地図記号の正解は、「索道(リフト等)」でした!

この記号は、ロープウェイ、スキーリフト、ベルトコンベヤーやそのほかこれと同じようなものをあらわし、すぐになくならない主要なものを表示します。

また、リフトなどの駅はその形状に応じて、ホームの記号や建物で表現され、駅名が表示される場合もあります。

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こちらの写真は、茨城県つくば市にある筑波山ロープウェイつつじヶ丘駅と女体山駅とを結んでいます。

全長は約1,300mで、女体山駅までの所要時間は約6分程。霞ケ浦太平洋、さらに東京スカイツリー富士山などを眼下に望み、冬季限定の夜間営業では、関東平野の夜景やLED約1万球のイルミネーションを楽しむことができます。

番号:39
名称:索道(リフト等)
適用:1.「索道(リフト等)」とは、ロープウェイ、スキーリフト、ベルトコンベヤー及びその他これに類似するものをいい、恒久的で主要なものを表示する。索道(リフト等)は、特に必要な場合に名称又は用途を注記する。ただし、鉄道事業法施行規則(昭和62年運輸省令第6号)第47条第1号で規定する普通索道については、努めて名称を注記する。2.道路又は鉄道と交差する場合は双方の記号を重ねて表示する。
参考:国土地理院 https://www.gsi.go.jp/top.html
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