日本航空JAL)は、アニメツーリズムの推進を目的に、地方自治体との連携を開始する。第一弾として山口県を舞台に「エヴァンゲリオン」シリーズの世界観を楽しめるツアー「JALPAK X 庵野秀明展 X まちじゅうEVANGELION」を展開する。
 

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 アニメの舞台や縁のある地域・スポットを聖地として巡る「聖地巡礼」を行う人が増え、地方創生のため、こうしたアニメの舞台やモデルとなった地域やスポットを巡る旅「アニメツーリズム」に取り組む自治体が増えている。

 「JALPAK X 庵野秀明展 X まちじゅうEVANGELION」はジャルパックの旅行商品となり、6月13日に発売した。山口県央連携都市圏域(山口市宇部市、萩市、防府市美祢市山陽小野田市島根県津和野町)の協力のもと、アニメ映画シン・エヴァンゲリオン劇場版』のモデル地の一つとなった宇部市を中心に山口県内を巡ることができる。ツアー限定のオリジナルグッズや、7月8日9月4日宇部市で開催される「まちじゅうEVANGELION第2弾」企画、山口県美術館で開催される「庵野秀明展」なども楽しめる。日程など詳細は、特設サイトで公開している。

 JALは、アニメをきっかけにした人流創出を目的に、アニメツーリズム協会の理事会社としてこれまでアニメツーリズムの推進に取り組んで来た。今後は、アニメの聖地巡礼などの観光資源の活用に加えて、アニメの世界観にさらに没頭できるようなイベントなどを企画・実施することで、新たな人流を創出し、アニメツーリズムによる地域活性化を推進する。

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