
さまざまな特徴を持ったキャラクターたちを操作し、世界を冒険したり、クエストをこなしたり、物語を進めたりと、RPG(ロールプレイングゲーム)はテレビゲームのひな型として、日本や海外で広く受け入れられている。新たなゲーム性を加えることで、「アクションRPG」や「シミュレーションRPG」といったジャンルに派生しているタイプも珍しくない。
本稿では、そんなRPGの中でもSwitchで遊べるオススメのタイトルを、カテゴリー別にピックアップして紹介しよう。どのRPGを遊ぼうか迷っている人は、ぜひ参考にしてほしい。
【大きな画像をもっと見る】コマンドRPG
RPGとして最も基本的なカテゴリーが「コマンドRPG」だ。バトルシステムにターン制を採用していることが多く、「たたかう」や「まほう」といったコマンドを選択し、敵と味方が交互に攻撃を行う。流動的で激しい戦闘が魅力のアクションよりもスピード感はないが、行動内容をじっくり考えられるため、ゲームが苦手な人にもオススメできるタイプだ。
世界樹の迷宮I・II・III HD リマスター
アトラスの人気3DダンジョンRPG「世界樹の迷宮」シリーズの初期3タイトルに、さまざまな追加要素を加えたHDリマスター版。職業や外見をプレイヤーが決め、オリジナルのパーティを組めるという自由度の高さや、迷宮に挑みながら自分だけの地図を作るマッピング要素など、「世界樹の迷宮」らしさはそのままに、「難易度選択」や「オートマッピング機能」など、現行機向けに、より遊びやすく調整されている。
3作がひとつになった本作だが、ダウンロード版限定でそれぞれを単体で購入することも可能だ。
オクトパストラベラーII

© 2023 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
全世界300万本を売り上げた「オクトパストラベラー」の続編。生まれた場所や旅の目的、特技も異なる8人の主人公が用意されており、プレイヤーは好きなキャラクターを選んで物語を進めることができる。前作でも好評だったシステムは健在で、ジョブとアビリティを組み合わせた自由度の高いキャラクター育成や、「ブーストポイント」を使った自己強化、相手のシールドポイントを削ってブレイク状態にし、一気に畳みかける爽快感の高いバトルなどが楽しめる。
Pokémon LEGENDS アルセウス

Ⓒ2022 Pokémon. ©1995-2022 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc. ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標。 Nintendo Switchのロゴ・Nintendo Switchは任天堂の商標。
「ヒスイ地方」という新たな場所を舞台にした、「ポケットモンスター」シリーズに連なる作品。プレイヤーはコトブキムラを拠点とし、ポケモン図鑑を完成させるために各地に生息しているポケモンたちの調査を行う。ヒスイ地方には草原や雪山といったさまざまなフィールドがあるほか、「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」の世界にもつながる要素が散りばめられている点も見逃せない。
本作の特徴のひとつがバトルシステム。1ターンにつき1回ずつ行動するのが基本だった「ポケモン」シリーズだが、本作ではポケモンの「すばやさ」やくり出す技によって、行動できる順番や回数が決まる。戦い方が大きく変わったことで、これまでのシリーズ作品とは違ったポケモンバトルが楽しめるようになった。
ポケットモンスター スカーレット・バイオレット

画面は開発中のものです。
©2022 Pokémon. ©1995-2022 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
世界的な人気を誇るRPG『ポケットモンスター』シリーズの最新作。本作はパルデアと呼ばれる新たな地方が舞台となる。ここで暮らしているすべてのポケモンは「テラスタル」という現象が発生し、テラスタルをすると、対象のポケモンなど自身が持つ「テラスタイプ」に応じた姿に変化。テラスタイプに応じた技など特性を組み合わせることで、1匹のポケモンだけでもさまざまな戦略を立てられる。
本作ではシリーズ初となるオープンワールドを採用しているのもポイント。ロードを挟まないシームレスな移動によって、ポケモンたちが息づく世界を気ままに探検できるだけでなく、ジムリーダーに挑む順番をプレイヤーが好きに決められるなど、オープンワールドの強みである自由度の高さを余すことなく引き出している点も特徴だ。
ペルソナ5 ザ・ロイヤル
2019年にプレイステーション4で発売された「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」の移植版。ある事情で東京の高校に転入することになった主人公は、そこで起きた事件を通して「ペルソナ」を使役する能力に目覚める。同じ力を持った仲間たちが集まり、やがて彼らは「心の怪盗団」を結成。腐った大人を改心させるべく動き出す。本作でのプレイヤーは、学校生活を満喫しつつ怪盗団としても暗躍するという、ふたつの側面を楽しむことができる。1年という限られた時間をどのように進めるかはプレイヤー次第だ。なお、今回の移植はSwitch以外でも行われており、PS5やXbox Series X|Sなど、さまざまな機種で本作を遊べる。
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン
- 対応機種:PS5/PS4/Switch/PC(Steam)
- 発売日:2022/9/15
- ジャンル:RPG
- 価格:8,580円(税込)
- メーカー:スクウェア・エニックス
2012年にサービスが開始されて以来、10年以上続いているMMORPG「ドラゴンクエストX」のオフライン版。インターネットに常時つながなくても、楽しむことができる。なお、2023年春の配信を予定している超大型拡張ダウンロードコンテンツ「ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オフライン」を遊ぶにはインターネットに接続してダウンロードをする必要がある。
ライブアライブ

© 1994, 2022 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. CHARACTER DESIGN © 1994, 2022 SQUARE ENIX CO., LTD. © 1994, SHOGAKUKAN Inc. Gosho Aoyama, Yoshihide Fujiwara, Osamu Ishiwata, Yoshinori Kobayashi, Ryouji Minagawa, Kazuhiko Shimamoto, Yumi Tamura
- 発売日:2022/7/22
- 価格:7,480円(税込)
- メーカー:スクウェア・エニックス
1994年にスーパーファミコンで発売された「ライブアライブ」のリメイク版。時代も場所も主人公も異なる7つの物語を、プレイヤーは好きな順番で遊ぶことができる。各ストーリーはテーマが明確に区別されており、SFや幕末など、それぞれで多彩なシチュエーションが楽しめるのが特徴だ。リメイクにあたり、「オクトパストラベラー」や「トライアングルストラテジー」でも話題になった「HD-2D」を採用。ドット絵と2Dによる懐かしの表現を、最新のグラフィックで楽しめる。オリジナル版でディレクターを務めた時田貴司さんが、リメイク版ではプロデューサーとして関わっている点も見逃せない。
OMORI

「引きこもり」をテーマにしたホラーRPG。プレイヤーは主人公のオモリを操作しつつ、友達のオーブリー、ケル、ヒロと協力してバジルを探す旅に出かける。色鉛筆で描いているような温かみのある雰囲気と、精神状態を表した不気味な世界観が特徴の本作。Steam版の配信ページでは、ユーザーからの反応が「圧倒的高評価」にまでなっている。
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S
- 発売日:2019/9/27
- 価格:5,478円(税込)
- メーカー:スクウェア・エニックス
2017年に発売された「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」に、さまざまな要素を追加したパワーアップ版。イシの村で育った主人公は、16歳になって「成人の儀式」に臨み、そこで自分が「勇者」の生まれ変わりであると知る。勇者や使命の意味を求めてデルカダール王国へ行く主人公だが、その旅はやがて世界の命運を左右する壮大な戦いへと変貌していく。物語のほかにも、コマンド制をベースに「呪文」や「特技」を交えたバトルや、ポイントを使ってキャラクターを自由に育成できる「スキルパネル」なども特徴だ。
追加ストーリーも実装されており、オリジナル版では描かれなかった仲間たちの一面が明らかになっているのもポイント。さらに、リアルに描かれた3Dモードの世界と懐かしのドット絵による2Dモードの両方をこの1本で楽しめるほか、冒険やバトルで特定の条件を指定する「しばりプレイ」への新たな条件や、キャラクターボイスも盛り込まれている。
ドラゴンクエストIII そして伝説へ…
- 発売日:2019/9/27
- 価格:1,650円(税込)
- メーカー:スクウェア・エニックス
1988年に発売されたファミリーコンピュータ版が380万本以上を売り上げ、社会現象にまでなったRPG。勇者ロトの伝説を紐解く、「ロト三部作」の完結作でもある。アリアハンという小さな国で生まれた主人公は、16歳になったとき、父・オルテガの遺志を継いでバラモスという魔王の討伐を王より命ぜられる。そして、主人公は勇者として、世界を救うための冒険に出る。
本作は2014年に「ドラゴンクエスト ポータルアプリ」で配信されたスマートフォン版をベースにしており、ファミコン版よりもグラフィックが大幅に進化、さらにSwitchに移植されるにあたって、操作方法などが最適化されている。
ゼノブレイド3
広大な世界を冒険できるRPG「ゼノブレイド」シリーズの最新作。「ケヴェス」と「アグヌス」という2つの軍事国家が果てしなく戦い続けている世界「アイオニオン」を舞台に、ケヴェス陣営のノアたちとアグヌス陣営のミオたちは、敵同士という関係でありながらも、謎の男から聞いた「シティー」という場所を目指して冒険に出る。
本作のバトルはシームレスで、敵と接触するとそのまま戦いに移行。攻撃役の「アタッカー」、敵の攻撃を引き付ける「ディフェンダー」、味方を支援する「ヒーラー」など、キャラクターたちには多彩な役割があり、それぞれの強みや弱点を把握しながら戦うのが重要となる。
緻密に作られたストーリーやバトルシステムのほか、用意されたやり込み要素、ストーリーを盛り上げるBGMなども話題を呼び、The Game Awards 2022でGame of the Yearにノミネートされたほどの話題作だ。
UNDERTALE
モンスターを倒さずにクリアできるRPGとして話題になったタイトル。モンスターたちが暮らす地底世界に落ちてしまった主人公は、人間の世界に戻るための冒険に出る。バトルでは「たたかう」以外に特殊なコマンドがあり、モンスターに応じた適切な行動を取ることで戦わずに勝つことができる。そのほか、一風変わったキャラクターたちや、バトルを盛り上げるBGM、さまざまな要素のクオリティの高さなども人気を博し、本作はインディーズ系の作品ながら100万本以上を売り上げた。
真・女神転生Ⅴ
「ペルソナ」シリーズの元にもなった人気RPG「真・女神転生」シリーズの最新作。砂漠と化し、さらに悪魔や天使がはびこる東京を舞台に、禁忌の存在「ナホビノ」となった主人公は、ひとり異界の「ダアト」をさまよう。自身の力の秘密や、東京で起きた異変を探る中で、プレイヤーはさまざまな出会いを経て、やがて重大な決断を迫られる。
神話や宗教に登場する天使や悪魔が登場するほか、彼らを「仲魔」として味方にするという「メガテン」らしいシステムは健在。仲魔にする際に敵と交わす「悪魔会話」や、仲魔同士を素材にして新たな仲魔を生み出す「悪魔合体」など、仲魔にまつわる奥深い要素の数々も特徴だ。
ファイナルファンタジーVII

© 1997, 2019 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA LOGO ILLUSTRATION:© 1997 YOSHITAKA AMANO
- 発売日:2019/3/26
- 価格:1,834円(税込)
- メーカー:スクウェア・エニックス
1997年に発売された「ファイナルファンタジーVII インターナショナル」のSwitch版。物語の舞台となるのは、星のエネルギーである「魔晄」を独占する巨大企業・神羅カンパニーが世界の覇権を握る世界。神羅カンパニーの元ソルジャー1stであるクラウドは、神羅の支配に対抗する反神羅組織アバランチに雇われるが、やがて星の運命を巡る壮大な戦いに巻き込まれていく。
本作は、ゲージがたまったキャラクターから行動できる「アクティブ・タイム・バトル」を採用しており、コマンドバトルとアクションが融合したようなシステムになっている。設定で「ウェイトモード」に変えると、完全なターン制コマンドバトルでゲームを楽しむことも可能だ。なお、現行機への移植にあたり、本作には「3倍速モード」、「バトルエンカウントなし」、「バトル強化機能モード」といった新機能が搭載されている。
シミュレーションRPG
RPGとシミュレーションを組み合わせたものは「シミュレーションRPG」と言われる。キャラクター個人にとどまらず、組織や国など、より大きな規模のユニットを操作することが多い。とはいえ、部隊の育成や運用を始め、場合によっては外交、内政など、シミュレーションに当たる部分はさまざまで、どこまでをプレイヤーが担うかは作品によって差がある。
ファイアーエムブレム エンゲージ
任天堂の人気ロールプレイングシミュレーション「ファイアーエムブレム」シリーズの最新作。4つの王国とひとつの聖地からなる世界・エレオス大陸を舞台に、プレイヤーはかつて封印された邪竜の復活を阻止するため、各国で出会う仲間たちとともに過酷な戦いに身を投じる。
シリーズではおなじみとなっている、敵と味方が交互に動くターン制と、職業ごとにさまざまな性能を持った仲間たちをプレイヤーが指揮するシミュレーション要素はそのままに、本作には新たに「指輪」というシステムが追加。主人公や仲間たちが指輪を装着すると、ステータスなどが強化される。さらにキャラクターと紋章士が「エンゲージ(合体)」すると、紋章士ごとに異なる効果の必殺技を放つことも。指輪とエンゲージをいかに使いこなすかが戦いの勝敗を分ける。
魔界戦記ディスガイア7
最大レベル9999、億超えのダメージなど、圧倒的なスケールで描かれてきた「魔界戦記ディスガイア」シリーズ最新作。本作の舞台となるのは、和風の魔界「日ノ本魔界群」。はぐれ者の武士「フジ」と日ノ本オタクの少女「ピリリカ」が、荒れ果てた日ノ本魔界を侵略者の手から取り戻すため、「大穢戸幕府」を打倒するべく大暴れする。
本作の新要素として、全国のプレイヤーとオンラインで戦える「ランクバトル」が実装。ランクバトルではAI機能の「魔心エディット」でプレイヤーが設定した内容のとおりに、キャラクターたちが自動で戦ってくれる。ステージの特徴や対戦相手のパターンから、いかに適切な戦略を組み立てられるかが勝敗のカギだ。
ファイアーエムブレム 風花雪月
シミュレーションRPGとして高い人気を誇る「ファイアーエムブレム」シリーズの最新作。舞台となるのは、アドラステア帝国と、ファーガス神聖王国、レスター諸侯同盟という3つの大国がにらみ合うフォドラという大地。プレイヤーは士官学校の教師として、3つの国から集った教え子たちを育て導いていく。
士官学校には、生徒の出身国ごとに分けられた3つの学級があり、どの学級を担当するか選択することになる。選んだ学級により、異なる結末の物語を楽しむことができる。
さまざまな特徴を持つユニットを指揮して戦うターン制バトルに加え、キャラクターと親交を深めると解放されるイベントなど、ファイアーエムブレムおなじみの要素は健在。それらに加えて、配備すると対象のステータスが上がったり、「計略」という技が使えるようになる「騎士団」システムといった新要素も多数追加されている。
太閤立志伝V DX

©コーエーテクモゲームス All rights reserved.
- 発売日:2022/5/19
- 価格:4,950円(税込)
- メーカー:コーエーテクモゲームス
2004年に発売された名作戦国シミュレーション「太閤立志伝V」のHDリマスター版。「太閤」と呼ばれた豊臣秀吉が生きていた戦国時代を舞台に、プレイヤーは好きな職業で「天下一」を目指す。武将として戦功をあげるだけでなく、商人や鍛冶屋、海賊に茶人など、多彩な界隈で頂点を極めることができる。HDリマスター化に当たり、グラフィックの向上はもちろんのこと、100名の新武将や新しいイベントも追加され、ボリューム面もさらに強化されている。
アクションRPG
RPGとアクションを掛け合わせたカテゴリー。レベル上げなどのRPGにはおなじみの成長要素などをベースに、ターン制ではなくリアルタイムで動くアクション要素を加えた作品を指すことが多い。つねに変わり続ける状況に対応する必要があるため、コマンドRPGよりも難易度はやや高め。
東亰ザナドゥ eX+ for Nintendo Switch
2016年にPS4で発売された「東亰ザナドゥ eX+」のSwitch版。物語は現実世界の杜宮市を舞台にしたアドベンチャーパートと、「異界」と呼ばれる別世界でのアクションパートの2つを軸に展開。主人公の時坂洸は仲間たちとともに、異界の謎を巡る戦いに身を投じることになる。原作をベースにしつつ、Switch版ではバトルを高速で進められるハイスピードモードを追加。さらに各キャラクターの衣装やアクセサリ、攻略に役立つアイテムセットなど、PS4版で過去に配信されたコンテンツがすべて収録されている。
イース・メモワール -フェルガナの誓い-
日本ファルコムのアクションRPG「イース」シリーズの中でも評価の高い「イース フェルガナの誓い」(PSP版)をベースにしたパワーアップ版。登場人物の新しいイラストを描き起こしただけでなく、グラフィックやサウンドの質の向上、イベントシーンのフルボイス化など、多くの要素が追加&洗練されているのがポイントだ。さらに、ゲームスピードを1.5倍、2倍に変更できる「ハイスピードモード」、高所から落下しても無傷で復帰できる「Not Fall」といった機能も盛り込まれており、アクションゲームに不慣れな人でも快適に遊べる環境が整えられている。
テイルズ オブ シンフォニア リマスター
『テイルズオブ』シリーズでも屈指の人気を誇る「テイルズ オブ シンフォニア」のリマスター版。4000年前に勇者ミトスによって封じられたはずの「ディザイアン」という集団がマナを搾取したことで、物語の舞台となるシルヴァラントは存亡の危機に陥っていた。天の機関・クルシスから神託を受けた神子のコレットは、幼なじみの少年ロイドとともに、世界を再生させるための旅に出る。
現行機への移植に当たり、本作は遊びやすさに関連した調整が施されている。一部イベントのスキップ機能や、技を発動した際のフレームレートの安定性向上、セーブ画面に日付表示を追加、海上移動時の操作性の改善など、その内容はさまざま。
聖塔神記 トリニティトリガー

© FURYU Corporation.
「カリギュラ」シリーズや「モナーク」など、独創的なRPGを多く生み出してきたフリューの最新作。「秩序」と「混沌」の神々が覇権を巡って争っていた世界を舞台に、主人公たちは神の戦いの代理人として選ばれた「神々の戦士」として、過酷な運命を背負った旅に出る。本作は「発見」をテーマにしており、なにかを見つけたときのワクワク感などを重視しているのが特徴だ。8つの武器を切り換えて戦うバトルシステムで、相手の弱点となる武器を見つける「発見」、フィールドで隠された道や謎を見つける「発見」、街に住む人々との会話から得られるヒントなどの「発見」と、3つの発見を楽しむことができる。
メイドインアビス 闇を目指した連星
- 対応機種:PS4/Switch/Steam
- 発売日:PS4・Switch版 2022/9/1※Steam版は9/3
- ジャンル:度し難いアクションRPG
- 価格:7,920円(税込)
- メーカー:スパイク・チュンソフト
現在も連載中の人気Webコミックで、アニメも放送中の「メイドインアビス」を題材にした3DアクションRPG。原作者であるつくしあきひとさんが監修した本作は、「アビス」と呼ばれる奈落の底を目指し、プレイヤーは過酷な冒険に挑む。アニメ版に準拠したストーリーを追体験できる「HELLO ABYSS」モードのほか、オリジナルの物語が楽しめる「DEEP IN ABYSS」モードも見逃せない。探窟家の等級を示す「笛」によって習得できるスキルが違うなど、RPGらしい要素も多数盛り込まれている。
百英雄伝 Rising

©2022 Developed by Rabbit & Bear Studios Inc. Published by 505 Games. All product names, logos, brands, and registered trademarks are property of their respective owners. 505 Games and the 505 Games logo are registered trademarks of 505 Games SpA. All rights reserved.
名作RPG「幻想水滸伝」を手がけたスタッフが送るアクションRPG。遺跡漁りを生業とする一族の少女・CJは、お宝を求めて訪れた町「ニューネヴァー」で冒険をくり広げる。CJを含めた3人をリアルタイムで切り替えながら戦う、シンプルかつ爽快感のあるアクションも特徴だ。なお、本作は前日譚という位置づけであり、本編にあたる「百英雄伝」は2023年の発売を予定している。
那由多の軌跡 アド・アストラ
2012年にプレイステーション・ポータブル(PSP)で発売された「那由多の軌跡」をベースにしたパワーアップ版。幻想的な世界「ロストヘブン」を舞台に、天体観測が趣味の少年ナユタと、妖精のような少女ノイが大冒険をくり広げる。バトルでは、近接攻撃や魔法、4種の協力技を持つ「ギアクラフト」を組み合わせることも可能。原作のパワーアップ版である本作は、グラフィックやフレームレートの向上、高音質化への対応など、現行機向けの改良が加えられている。
天穂のサクナヒメ BEST PRICE

(C)2020 Edelweiss. Licensed to and published by XSEED Games / Marvelous USA, Inc. and Marvelous, Inc.
稲作をシステムに取り入れたゲームとして話題になった、アクションRPG「天穂のサクナヒメ」パッケージ版の廉価版。通常版が5,478円(税込)だったのに対し、こちらは2,000円ほどお得になっている。舞台となるのは、鬼が支配する「ヒノエ島」。豊穣神のサクナヒメは、人間たちとともに米作りに精を出すいっぽう、鬼が島にはびこる原因を探っていく。
本作は米を作るシミュレーションパートと、3Dで表現されたダンジョンを進むアクションパートに分かれているのが特徴。シミュレーションパートでは、稲の品質管理や田んぼに入れる肥料づくりといった本格的な稲作が体験でき、アクションパートではスピード感あふれるコンボを中心としたバトルが楽しめる。
ペーパーマリオ オリガミキング

©2020 Nintendo Program ©2020 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
ペラペラになったマリオが主人公の「ペーパーマリオ」シリーズ最新作。オリガミの「オリー王」の野望を止めるため、そしてオリー王によってさらわれたピーチ姫を助けるため、マリオは冒険の旅に出る。本作はパズル要素を導入しており、パズルを解いて敵の位置を調整し、ハンマーやブーツで攻撃するという、パズルとアクションを融合させたバトルシステムが特徴だ。さらに、これまで「ペーパーマリオ」でおなじみだったレベル制が撤廃され、代わりに装備を切り替えてマリオを強化するという手法が採られた。
パズルを解くにはコインを使って制限時間を延ばしたり、「おうえん」を呼んでキノピオに助けてもらったりすることも可能。パズルが苦手な人向けの要素もしっかり用意されている。
オープンワールドRPG
広大な世界を探検できるオープンワールドを採用したRPGを指す。ゲーム起動時以外にロード時間が存在しないことが多く、プレイヤーは地続きの世界を自由に動き回れるほか、ダンジョンやボスの攻略順を自分で決められる点も魅力だ。
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
2017年最高のタイトルとして、当時のゲーム・オブ・ザ・イヤーに輝いた作品。100年の眠りから目覚めた剣士・リンクを操作し、プレイヤーは「厄災ガノン」を倒すためにハイラルの大地を駆け巡る。徐々に明らかになる物語を始め、攻略順を気にせずハイラルを好きに巡ることのできる自由度の高さ、ダンジョン巡りなどのやり込み要素の豊富さや、水彩絵の具で描かれたようなやさしいタッチのグラフィックなどが好評を博した。
本作はダンジョンや町といったゲーム的な要素が、世界観と完全に融合することを重視しており、そうした没入感を、任天堂は「オープンエアー」と銘打った。ただ、物語の序盤からラスボスに挑める自由度の高さや、ロードを挟まずにフィールドを回れるという点ではオープンワールドと似通っているため、本稿ではここに分類している。
>> 【2023】不朽の名作から最近の人気作まで! カテゴリー別SwitchオススメRPG28選! の元記事はこちら

コメント