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日々の生活の中で、漢字を目にする機会も多いでしょう。その中には小学校で習う漢字なのに、送り仮名が変わるだけで難読漢字になるものも多数あります。例えば「寛ぐ(くつろぐ)」「集る(たかる)」「拵える(こしらえる)」などです。今回も厳選した難読漢字をクイズ形式で出題いたします。ぜひ、最後まで楽しみながらチャレンジしてくださいね。脳を活性化させましょう。

【1】職る

「職る」は何と読む?読み方は、しょくるではありません。

ヒント】つ〇〇〇る。「つ」から始まる5文字の言葉です。

答え:職る→つかさどる

職るの意味は責任を持つことです。また、送り仮名を変えると、職め(つとめ)と読みますよ。

また、つかさどると読む漢字は複数あり「主る」「斡る」「司る」「掌る」などもあります。意味合いはほぼ一緒ですが、より詳しく知りたい方は、漢和辞典などで調べられてもいいかもしれません。

【2】峙つ

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「峙つ」は何と読む?

ヒント】「峙つ」の意味は、岩や山などが、他よりひときわ高くそびえ立つことです。

答え:峙つ→そばだつ

「峙」の漢字の送り仮名を変えると、峙える(そなえる)、峙える(たくわえる)と読むのであわせて覚えておきましょう。

【3】淵い

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「淵い」は何と読む?読み方はもちろん、ふちいではありませんよ。

ヒント】お〇〇〇い。「お」から始まる5文字の言葉です。

答え:淵い→おくぶかい・ふかい

また、淵(ふち)と読む漢字に「渕」もありますが、「渕い」でも(おくぶかい、ふかい)と読みます。

【4】惚ける

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「惚ける」は何と読む?

ヒント】「惚ける」は、知っていながら知らないというふりをすること・間の抜けた言動をすることをさします。その意味を表す言葉といえば?

答え:惚ける→とぼける・ほうける・ぼける

また「惚」という漢字を使った言葉に、惚気る(のろける)もありますよ。惚気るの意味は、自分の配偶者や恋人との仲を得意になって人に話して聞かせることです。

【5】須く

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「須く」は何と読む?急須(きゅうす)の須という字です。すくではありませんよ。

ヒント】「須く」は当然にやるべきこと・是非しなければならないといった意味があります。す〇〇〇く。「す」から始まる5文字の言葉です。

答え:須く→すべからく

須くの例文ですが「学生は 須く(すべからく) 勉学に励むべきだ」などのように使います。

今回も難問ばかりでしたが、全問正解出来ましたか?

漢字博士になれるよう、日々コツコツと漢字の知識を身に付けたいものです。

難しいといえば、「樹懶」は読めますか?漢検1級レベルの超難問ですよ。

Source漢字辞典オンライン



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