元ドイツ代表MFで現在はフェネルバフチェ(トルコ)に所属しているメスト・エジルが、eスポーツ界へ進出する可能性があるようだ。18日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在33歳のエジルは、これまでシャルケブレーメンレアル・マドリードアーセナルプレー。2021年1月にトルコのフェネルバフチェに加入し、同クラブでここまで公式戦37試合に出場し9ゴール3アシストを記録している。3月には当時チームを率いていたイスマイル・カルタル監督と采配をめぐって口論に発展。以降トップチームのメンバーからは除外されていた。

 そんなエジルに関し、この度代理人を務めるエルクト・ソグット氏が、同選手の今後の展望を語った。同氏はイギリスメディア『テレグラフ』に対し、「彼はeスポーツの世界に入り、自分自身でプレーし、eスポーツのアスリートになるかもしれない」と語り、エジルがeスポーツの世界に進出する可能性があると明言した。

「彼はフォートナイトがとても上手く、いつか彼が競技に参加したとしても私は驚かない。彼は『M10 Esports』というチームを所有していて、選手も抱えている。ドイツにはゲーム用の家も持っているよ。彼はFIFAのようなサッカーゲームフォートナイトを好んでいるね」

 ピッチ上ではファンを魅了するプレーを連発し、ゴールやアシストを重ねてきたエジル。果たして稀代のテクニシャンeスポーツでも人々を魅了するのだろうか。

現在はフェネルバフチェでプレーするエジル [写真]=Getty Images