清水エスパルスは19日、ラピド・ウィーンから元日本代表FW北川航也(25)の完全移籍加入決定を発表した。背番号は「45」をつける。

北川は清水の下部組織あがりで、プロ4年目の2018年にJ1リーグで13得点を決めて一気にブレイク。それから日本代表にも初選出され、2019年夏にオーストリアのラピド・ウィーンで初の欧州挑戦を果たした。

だが、加入から数カ月後に左足首のじん帯損傷に見舞われ、復帰後も出番に恵まれず。2021-22シーズンも12試合に出場したオーストリアブンデスリーガでたった1度の先発機会にとどまり、得点もなかった。

J1リーグ16位に沈む状況から脱しようと、ゼ・リカルド新監督の下で再出発を図る古巣に3年ぶりの復帰を決断した北川。クラブを通じて、喜びの思いとともに意気込みを語っている。

「SKラピードウィーンから加入しました北川航也です。また、皆さんとオレンジのユニフォームを着て、清水エスパルスのエンブレムを背負って闘えることを、とても嬉しく思います。シーズン途中での加入となりますが、自分の持っている力の全てをチームに還元していきます。早くIAIスタジアム日本平のピッチで皆さんと会える時を楽しみにしています。よろしくお願いします」

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