『西の魔女が死んだ』(08)などで知られる長崎俊一監督によるハートウォーミング・ラブストーリー『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』の公開が10月14日(金)に決定。高杉真宙が主演を務め、ヒロインに関水渚が抜擢されたことが発表となった。

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本作は、長崎監督が、『8月のクリスマス』(05)や『西の魔女が死んだ』で脚本を担当した矢沢由美のオリジナル脚本を実写映画化。医者の俊英は、海辺の診療所で祖父とともに働いていた。ある日、そんな彼の前に憧れの女性によく似た亜子が現れる。胸がときめいたのも束の間、”こじらせ女子”の亜子に振り回されてしまい俊英の理想像はあっけなく砕けてしまう。しかし、思いがけずふたりは一つ屋根の下で暮らすことに。諦めきれない夢と、現実の間で揺れ動く亜子の素顔を知るうちに、俊英のなにかが変わっていき、亜子も俊英の家族とともに過ごす日々にかけがえのないものを見いだしていく。

主人公の俊英を演じるのは、「賭ケグルイ」シリーズや、『異動辞令は音楽隊!』(8月26日公開)に出演するほか、2022年度後期の連続テレビ小説への出演も決定している高杉。演じた俊英について「主人公の俊英とは、”一度決めたらこう”という頑固な性格が自分自身と似ていると思います」と、役と自身の共通点を語った。また、今回初共演となる関水について「俊英と亜子の2人の軸でまわっているストーリーなので、関水さんとはリハーサルや本番を通してやりづらいところを確認したり、また撮影の合間に積極的にコミュニケーションを取りながら役を作り上げていきました。初めてお目にかかる方とたくさん話せるほうではないのですが、関水さんはとてもフランクにお話しできる方」とコメント。

ヒロインの亜子を演じたのは、『町田くんの世界』(19)のオーディションでヒロインに選ばれ女優デビューをはたした関水渚。高杉について「最初は緊張したのですが、すごく優しく接していただいたおかげで、リラックスして亜子を演じることができました」と振り返るほか、亜子が俊英の家族と出会って日々を過ごしたように、撮影中は、私自身もスタッフさんやキャストのみなさんと楽しい毎日を過ごさせていただきました。映画のタイトルのように”いつまでも”この毎日が続いたらいいな、終わったら寂しいな、、、と思う日々でした」とコメントを寄せている。

2人の恋と、家族のつながりを温かい目線で描く本作。息の合った2人の演技と、味わい深い作品を手掛けてる長崎監督の手によって生みだされた心温まる物語に期待したい。

<キャストコメント>

高杉真宙(俊英役)

「主人公の俊英とは、”一度決めたらこう”という頑固な性格が自分自身と似ていると思います。俊英と亜子の2人の軸でまわっているストーリーなので、関水さんとはリハーサルや本番を通してやりづらいところを確認したり、また撮影の合間に積極的にコミュニケーションを取りながら役を作り上げていきました。初めてお目にかかる方とたくさん話せるほうではないのですが、関水さんはとてもフランクにお話しできる方。スタッフさんとの距離感も近く、みんなで一緒に作っている感覚がすごくあった作品だと思います」

関水渚(亜子役)

「亜子が俊英の家族と出会って日々を過ごしたように、撮影中は、私自身もスタッフさんやキャストのみなさんと楽しい毎日を過ごさせていただきました。映画のタイトルのように”いつまでも”この毎日が続いたらいいな、終わったら寂しいな、、、と思う日々でした。高杉さんはとても優しく接してくださって、俊英と亜子の役柄にちょっとずつ近づいていくことができ、自然に演じることができました」

文/高木郁

高杉真宙主演のラブストーリー『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』公開日が10月14日に決定!/[c]2022『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』製作委員会