カーリングシトーンズの2ndアルバム『Tumbling Ice』のリリースが7月20日に決定した。

2018年のデビューライブでも披露されながらスタジオ録音されていなかった「AB/CD」や「カリフォルニア」をはじめ、結成当初に制作された「ウッドストック」等、1stアルバム『氷上のならず者』以降にスタジオ録音された名曲たちを含むアルバムが完成した。

そして、コロナ禍での制約の中で新たな制作スタイルとして確立した初のリモートレコーディングによる新曲で配信シングルとしてリリースした「オイ!」「ドゥー・ザ・イエローモンキー」も初のCD化となる。さらにバンド初の映画主題歌として話題となったムロツヨシ初主演作・映画『マイ・ダディ』の主題歌「それは愛なんだぜ!」も収録される。

2022年初頭での合宿レコーディングで新たに制作された新曲は、よりバンドの連帯感や更なる音楽の可能性を広げ自由かつ創造性に溢れた作品群となっている。カーリングシトーンズの結成当時、和製トラヴェリング・ウィルベリーズと称されながらも、魅力のひとつであるその「ゆるさ」と「遊び心」に多くの音楽ファンが魅了された。その「ゆるさ」と「遊び心」は健在で今回の2ndアルバムではさらに昇華しているとのこと。

今回、アルバムからのパイロット楽曲となる新曲タイトルは「ソラーレ」。この楽曲は、2021年3月に公開されたYouTube動画「カンタンテレタビレ」内で寺岡シトーンが北見市表敬訪問の動画で、カーリングチーム・ロコ・ソラーレ 本橋麻里との初対面の際に、ロコ・ソラーレ応援歌を依頼されたのがきっかけとなり制作された楽曲となる。北京オリンピックを前にカーリングシトーンズからプレゼントされたことを受けて、ロコ・ソラーレの選手を代表して吉田知那美よりコメントが寄せられた。

吉田知那美 コメント

アスリート、エール、応援歌、スポーツテーマソング。
闘志が沸き、力が入り、音楽の力で奮い立たせる!
そんな音楽は今までたくさん聴いてきましたが、
こんなに肩の力がふわっと抜けちゃうエールソング、生まれてはじめてです。
温泉に浸かった後のような気持ちになりました。
 
シトーンズのみなさんの存在そのもの、作り出す楽曲たちはわたしの憧れです。
私たちロコ・ソラーレも、シトーンズさんのように頑張りすぎて疲れきっている誰かに
太陽の光のような温かい力を分け与えられるアスリートになっていけたらいいなと思っています。
シトーンズのソラーレ、最高です!


 
「ソラーレ」とは、太陽を意味し、♪クールな表情で コールドな氷上で 世界でガンバーレ♪とエールを送るこの応援歌は、カーリングシトーンズからカーリング競技のみならず、多くの音楽ファンへ向けた太陽のように世の中を明るく照らしてくれる奥田シトーンのペンによる楽曲となっている。

また、アルバムジャケット写真のカバーモデルは、女優・久保田紗友演じるクールで美しい日本人ヒロインが登場するハリウッド産「日本」オマージュ映画風のジャケット写真になっており、「Tumbling Ice(アイスをころがせ)」と遊び心たっぷりの”シトーンズらしさ”のアルバムジャケットに。

『Tumbling Ice』

『Tumbling Ice』

アルバムリリースに際し、リーダーの寺岡シトーンは、「まさかバンドで2枚目を出せるとは夢にも思っていませんでした。アルバムは作れても、ツアーには出れないだろうと思っていたので、今回の2ndアルバム、そしてツアー。僕等はよっぽど“音楽の神様”に愛されているのでしょう!」とコメント。

そして、カーリングシトーンズ全国ツアー『カーリングシトーンズLive Tour 2022 ‶Tumbling  Ice”〜シト目みに行こう!』開催も決定している。

カーリングシトーンズ