サンプドリアが、18日にモナコを退団した元スペイン代表MFセスク・ファブレガスの獲得に動いているようだ。19日に、イタリア紙『ラ・レプッブリカ』が報じている。

『ラ・レプッブリカ』によると、モナコを退団したセスクが検討している新天地の選択肢の一つがサンプドリアであり、同クラブのアントニオ・ロメイ副会長セスク獲得を望んでいる模様。同紙は「具体的なオファー内容は不明だが、実現度は低くない」と伝えている。

 また、フランス誌『So Foot』は、5月13日セスクのインタビューを掲載。現在35歳のセスクは「正直なところ、すでに2、3回、かつて僕を指導してくれた人たちから電話がかかってきて『この夏からコーチとしてチームに参加しないか』と誘われたんだ」と、現役引退の後に指導者の道へと進む可能性もゼロではなかったことを告白。一方「でも、今シーズンがあまりにひどいものだったから(2021-22シーズンは負傷や新型コロナウイルス感染などにより、モナコで公式戦5試合の出場にとどまった)、ここでキャリアを終わらせるわけにはいかないと思った」と、現役続行に意欲を見せていた。

 アーセナルバルセロナチェルシーモナコと名門クラブを渡り歩いてきたセスクは、新シーズンをどこで過ごすことになるのだろうか。

サンプドリアが、モナコを退団したセスクの獲得に関心? [写真]=Getty Images