表現者として自ら被写体となり、時には「ぴえたん」のプロデューサーとしても手腕を発揮する三田のえが、6月11日に埼玉・川越水上公園で行われた「フレッシュスペシャル大撮影会in川越水上公園」に参加。撮影会の合間に行ったインタビューでは、水着、衣装の選び方やプールにまつわるエピソード、1人の表現者として大事にしていることなど“少しでも多くの人をわくわくさせ続けたい”のえたんの思いを語ってもらった。  

【写真】スクール水着&水泳帽子姿の三田のえ、ホースで水浴び!

Fresh!」は、東京・秋葉原を拠点に毎週末スタジオや屋外で開催されている撮影会。今後も、趣向を凝らしたイベントを開催予定だ。

■三田のえ

――ゲリラ豪雨の影響で中断もありましたが、ここまで振り返っていかがですか?

川越水上公園にはプール撮影会で何回か来ているんですけど、ほぼ10割雨なんじゃないかって思うぐらい、いつも雨に降られているような気がします。さっきの雨も衝撃的過ぎました(笑)。

――なかなかの大雨でしたからね。

でも、プール撮影会は夏にしかできないですし、水着でいても違和感がないので毎回楽しいです!今日は、まだ1部しか終わっていないですけど(笑)。

――そういえばTwitterで今日の水着を発表していましたね?

1部はペールピンクの三角ビキニで、2部はお母さんとスーパーに行って買ったスクール水着。そして3部は葉っぱ柄の夏ビキニです。

――スク水は最初で最後だとつぶやいていましたが…?

実は1年ぐらい前に配信でスク水をやろうよみたいな話になって。ちょうど実家に帰っていた時だったのでスーパーに買いに行ったんですけど、自分に合うサイズがなかったんです。

今年実家に帰った時、またお母さんとスーパーに行ったら今度は私のサイズがあってノリで買っちゃいました。今日のプール撮影会が最初で最後のつもりで着てみようかなと。スク水を着る2部に関しては「よし、行くぞ!」って中学生になった気持ちで、ちゃんと準備運動をしてから撮影に臨みます(笑)。

――プールでの撮影はポーズも変わってきますか?

Booty東京のようなスタジオだと、各ブースやエリアの世界観に合わせて決め顔を作ったりしますけど、プールは屋外ということもあって自然体で行けるような気がします。外の撮影は室内とはまた違う楽しさがあります。

――個人的に好きなポーズはありますか?

腕を上げるポーズです。あとは、女豹のポーズもいい感じかなと思っています。

――撮られている時の表情もすてきですよね。

もともと演技を学んでいて、クラシックバレエも中2までやっていたんです。表現するという意味ではグラビアも共通するところがあるので、表情もいろいろ考えながら工夫しています。

――1つ1つのポーズに柔らかさ、しなやかさを感じるのはバレエをやっていたからなんですね。

現役の頃と比べたら硬くなってしまいました。最近、柔らかさを戻そうと思って、お風呂上がりにストレッチをしています。 

――撮影会に向けて準備をすることはありますか?

結構な頻度で参加しているので、ずっと撮影会前みたいな気持ちなんです。基本的には食事の量に気を付けたり、毎日鏡でチェックしたりして。それを毎日続けているので、いつか長めの休みを取ってラーメンやケーキなどを思いっきり食べたいなと思うことがあります。

でも、今は自分がきれいでいたいという思いが強いですし、そういう自分でいられるように頑張っている方がモチベーションも上がるので全然苦ではありません。

――これは誰にも負けないと思うチャームポイント(武器)は?

1回会っただけだと伝わりにくいかもしれないですけど、衣装によってガラッと雰囲気を変えられるところ。1人でいろいろなジャンルのものを見せられるのかなと思っています。

――撮影会ごとに違う一面が見られるわけですね。

その撮影会のコンセプトを決めてから衣装選びを。購入した衣装をそのまま着るのではなくて、季節に合ったお花や小物などを用意して衣装に取り付けています。

――衣装によってポーズや表情も変わってくるんですか?

そのコンセプトに合う表情や仕草、ポージングなども、ワタナベエンターテイメントスクールで学んだ演技や技術を取り入れたりしています。撮影会は、今まで培った技術を披露できる1つの楽しみになっています。

――今日の撮影会の舞台でもある「プール」にまつわる思い出はありますか?

高校に入った時にお母さんとショッピングモールに行ったら、ビキニを売っている夏限定のお店があったんです。高校生になったんだから初めてビキニを買ってみようって盛り上がって。高校生なんだから絶対みんなとプールに行くよなって思いながらビキニを買ったんですけど…。

――何か嫌な予感がします…。

3年間、なぜか1度も行く機会がなかったんです(笑)。

――やはり、そういうオチでしたか(笑)。

せっかく買ったのにどうしようと思っていたら撮影会の仕事が入って。その時に初めてビキニを着ました。

――ビキニデビューは撮影会だったんですね。

そうなんです。今でもその時のビキニを着ることがあるんですけど、ファンの方から「そのビキニいいね」ってよく言われます。

――これから暑い夏がやってきますが楽しみにしていることはありますか?

やっぱり、プール撮影会ですね。屋外での撮影はすごく楽しいです。それと洋服。冬は重ね着するのが大変なんですけど、夏は好きなワンピース1着だけでいいし、爽やかな気分になれます。

――では、最後に今後の目標をお願いします。

今は撮影会が中心になっていますけど、いつかは雑誌の撮り下ろしグラビアをやってみたいです。それと、もともと養成所に通っていて演技を中心に勉強していたので、いつかはお芝居にも挑戦したいです。

◆取材・文=月山武桜

三田のえにインタビューを行った / ●撮影:尾形正奈