広瀬アリスが主演を務めるドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の最終話6月21日に放送され、主人公・純(広瀬)ら6人の恋の物語が完結した。すれ違っていた純と柊磨(松村北斗)が迎えたエンディングには共感の声が集まった。(以下、ネタバレがあります)

【写真】見つめあう響子(西野七瀬)と要(藤木直人)

■「私を弟子にしてください」

同作は、恋に本気になれない6人の男女が織りなす群像ラブストーリー。恋愛経験ゼロの純を広瀬が、刹那恋愛主義の柊磨を松村が演じるほか、早婚レス妻・響子を西野七瀬、ワケありだが腕は確かなシェフ・要を藤木直人パパ活女子アリサ飯豊まりえ、不思議系陰キャ・克巳を岡山天音が演じている。

9話で結ばれたアリサと克巳に続き、最終話では響子と要、そして純と柊磨のエピソードが描かれた。恩義のある沙羅(藤原紀香)からのパリへの誘いを受け、渡仏を決意した要。響子は空港へ走り、「本気でフランス料理の修行して、いつか要さんに認めてもらいたい。その時は私、パリに行きます。パリで、要さんの下で働きたい。私を弟子にしてください」と思いを告白した。

■純、柊磨に本気の告白

一方、純は柊磨との恋に疲れ、変わらぬ安心感を与えてくれる大津(戸塚純貴)との結婚に向かって動き出していた。だが自分の素直な思いに気づき、最後はふたたび柊磨の元へ。柊磨を公園に連れ出し「好きって言って! ここで皆に聞こえるように好きだって言って! 私、今まで柊磨に1回も言ってもらったことないんだよ!」と頼んだ。

純の言葉を聞き、柊磨は「好きだ! 大好きだ! 二度と、二度と俺から離れないでくれ!」と初めてはっきりとした言葉で告白。2人はついに結ばれた。

「私と別れて苦しかった?」と問いかけた純に、柊磨が「苦しかった。純がいなくてめちゃくちゃ苦しかった。夜も眠れないし、料理の味もわかんない。もう二度とこんなのごめんだと思った」と正直な思いをさらけ出す場面も。純だけでなく柊磨にとっても、この恋が初めてで、特別なものとなった。

6人それぞれが本当の恋を見つけたエンディングに、視聴者からは「柊磨と純、結ばれて良かった!」「3組とも幸せな形になってホッとした!」といった恋の結末への共感の声や「柊磨にハマってしまってロス…」といった声が続々。Twitterでは「#恋マジ」が放送後トレンド1位に浮上したほか、「しゅーま」もトレンド入りするなどおおいに話題を集めた。

「恋なんて、本気でやってどうするの?」第10話より/ (C)カンテレ