ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの去就が注目されるバイエルンだが、CEOのオリバー・カーン氏の意思は頑ななようだ。

2014年の加入から通算公式戦373試合344ゴール72アシストという圧倒的な数字を残し、ブンデスリーガの8連覇や2019-20シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献したレヴァンドフスキ。しかし、8シーズン目となった今季を終えると、契約が残り1年という状況もあり、33歳は退団の意向を明らかにし始めた。

そんな33歳にはバルセロナが獲得に向けて熱心な動きを見せているが、障害となっているのはバイエルン本体。選手の意向にもかかわらず残留を仕向けるようなコメントを残しており、その態度を非難する声もちらほら聞こえ始めている。

先日、スペイン『ムンド・デポルティボ』の取材に応じたカーン氏は、改めてレヴァンドフスキを留まらせる考えを明白に。契約が残っていることを強調し、再び選手に圧をかけた。

ロベルトに関する状況はあまり変わっていない。2023年まで契約を結んでおり、トレーニング初日からの合流を楽しみにしているよ」

ロベルトバルサなどの選択肢を見極めているが、バイエルンとの契約があることを忘れてはならない。これは非常に重要なことで、心配はしていない」

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