ベルギー代表FWロメル・ルカクの復帰が迫るインテルだが、素直に歓迎できないサポーターもいるようだ。

昨夏に9750万ポンドの移籍金でインテルから古巣チェルシーに移籍したルカク。クラブ史上最高額を記録した移籍金も示すように大きな期待がかけられたが、プレミアリーグでは26試合8ゴール、チャンピオンズリーグでは6試合で2ゴールと、平凡な成績に終わった。

すると29歳は次第にインテル復帰に気持ちが傾き始め、シーズン中にはクラブに無断で受けた取材でインテル愛を強調するなど余計な言動が目立った。そして、シーズン終了後はあからさまにその態度を示すようになり、その願い通り、まもなくレンタルでのネラッズーリ復帰が決まろうとしている。

しかし、クルヴァ・ノルドと言われるインテル過激派サポーターは、昨夏に一度“裏切った”ルカク を快く歓迎できないとして、サポーター全体に喚起。かつて2年間で公式戦95試合で64ゴール16アシストを記録したエースであろうと、再び努力して信頼を得る必要があると主張した。

インテルファンの皆さんには、空港でルカクマフラーやクルヴァ・ノルドの旗を振って歓迎しないでいただきたい。ルカクは努力と汗でファンの尊敬を集めなければならない」

「我々は、選手やクラブの動きに翻弄される筋合いはない。ルカクの裏切りに注目し、違和感を覚えた。何事もなかったかのように装うことは、我々を間抜けで従順な消費者にすることを目的とした、何年も続くこのプロセスを加速させるだけだ」

「彼はサポートされ、王様のように扱われていたが、今は他の多くの選手と同じように扱われるべきだ」

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