眞栄田郷敦主演の夜ドラ「カナカナ」(毎週月~木曜夜10:45-11:00、NHK総合)の第24回が6月23日に放送された。マサ(眞栄田)に恨みを持つ警察署長・桐島(桐山漣)が仕掛けたワナにより、マサにまさかの出来事が起きてしまった。最終週を控えたなかでの驚きの展開に視聴者の間で動揺が広まった。(以下、ネタバレがあります)

【写真】加藤柚凪“佳奈花”を優しく見つめる眞栄田郷敦“マサ” 夜ドラ「カナカナ」第24回より

■マサを恨む桐島がワナを仕掛ける

“夜ドラ”とは、“朝ドラ”こと連続テレビ小説の夜版ともいうべきドラマ枠で、2022年の4月に新設。本作はその第2弾となる。

原作は、「今日から俺は!!」(小学館)で知られる西森博之氏の同名漫画。100人相手のケンカに勝った伝説を持つ元ヤンキー・マサと、人の心が読める、ちょっとおませな5歳の女の子・佳奈花が織りなすハートフルコメディーが展開する。

遠縁の佳奈花を預かり、親代わりとして3カ月の試用期間を過ごす“仮免ファーザー”のマサ。佳奈花と親子関係が深まっていくなか、第24回では危機的状況に陥った。マサに恨みを持つ警察署長・桐島(桐山漣)のワナで、マサの親友・勇介(前田旺志郎)が桐島の手先たちに捕まってしまった。

■佳奈花が意を決して勇介のピンチを伝える

以前、勇介がマサの店の前で「マサに頼らず解決するぜ」とつぶやいたことを読み取っていた佳奈花。また、桐島の邪悪な心も分かっており、自分の能力がバレてしまうのではと不安だったが、マサに勇介のピンチを伝える。

■マサが逮捕されてしまう

マサは倉庫で勇介を見つけるが、そこに刑事たちが駆け込んできた。覚醒剤の取引があるという情報を得たとのことで、身に覚えのないマサたちは否定。しかし、倉庫にあった品物に覚醒剤が隠されており、マサはボディチェックを受ける。

すると、刑事がポケットにあったお守り袋を確認し、中に入れていた佳奈花の書いてくれた絵を捨ててしまう。マサはそれを拾おうとして刑事を突き飛ばしてしまい、公務執行妨害で現行犯逮捕されてしまった。

この驚きの展開に、視聴者からは「恨みは何かわからんけど、冤罪被せるの酷い…」「クソかよ署長」「署長極悪人過ぎだろ」「どうなっちゃうの」と怒りや動揺の声が上がった。

6月27日(月)からの放送が、いよいよ最終週。佳奈花の能力を狙う叔父の沢田(武田真治)も再び姿を現し、マサと佳奈花の運命はどうなるのか。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

マサ(眞栄田郷敦)がワナにかかる 夜ドラ「カナカナ」第24回より/ (C)NHK