ウィリアム王子とキャサリン妃を描いた、夫婦として初の肖像画が公開された。すると王室ファンはウィリアム王子の立ち方がいつもと違うことに注目し、「ファッションモデルみたい」「こんな風に立っているのを見たことない!」とコメントしている。

ウィリアム王子キャサリン妃が現地時間23日、夫妻の称号の由来となった英ケンブリッジシャー州を訪問した。午前中にはケンブリッジ大学にある「フィッツウィリアム美術館Fitzwilliam Museum)」に立ち寄り、この日に除幕された夫妻の肖像画を鑑賞した。

ウィリアム王子夫妻にとって初となる肖像画は、受賞歴のある英肖像画家ジェイミー・コレス氏(Jamie Coreth)が描いたものだ。

2021年、ケンブリッジ・コミュニティ財団が保有する「ケンブリッジシャー・ロイヤル・ポートレート基金」がケンブリッジシャー州への贈り物として制作を依頼した。

肖像画は、夫妻が寄り添いながら遠くを見つめている全身像を描いたものだ。ウィリアム王子はダークなスーツに青いネクタイを締め、キャサリン妃はエメラルドグリーンのドレスを着ている。

妃のドレスはロンドンのブランド「ザ・ヴァンパイアズ・ワイフ(The Vampire’s Wife)」によるもので、2020年にダブリンを訪問した際に着用していた。

同ブランドはミュージシャンのニック・ケイヴの妻スージーさんがオーナーを務め、妃のドレスもスージーさんがデザインした。

美術館の声明によると肖像画を描いたコレス氏は、ケンブリッジの街そのものを作品に取り入れるため、街中の建物からインスピレーションを得た六角形の建築モチーフや背景の色調を選んだという。

さらにコレス氏は、ウィリアム王子夫妻の肖像画を担当したことについてこのように述べている。

「この絵を描くために選ばれたことは、私の人生において最も特権のあることでした。私は両陛下のことをリラックスして親しみやすく、かつエレガントで威厳あるように見せたいと思いました。」

夫妻の肖像画の写真がSNSで公開されると、王室ファンからは次のような称賛のコメントが寄せられた。

「驚くほどに美しい!」
「少しばかりモダンなアプローチなのが素敵ね。横を眺めているのも良いわ。」
「これが写真じゃなく、絵画だなんて信じがたい。非常に巧みに描かれている。おふたりとも素晴らしい。」

この他にも、ウィリアム王子の立ち方に注目した人々からはこのような声があがっている。

ウィリアム王子の立ち方は、まるで男性ファッション誌『GQ』のモデルみたい。」
「今までに、王子があんな風に立ってるのを見たことがなかった。素敵だわ!」
「最初に目が行ったわ。ウィリアム王子がポケットに手を入れたり、こんな立ち方をするのを見たことがないから。ヘンリー王子はあるけどね。」

画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2022年6月3日付Instagram「Today we gave thanks for Her Majesty The Queen’s inspirational service to our country and the Commonwealth over the past 70 years.」』『The Fitzwilliam Museum 2022年6月23日付Instagram「@dukeandduchessofcambridge leaving us this morning on their way @eachhospices @jimmyscambridge after viewing their first official portrait unveiled today.」「We were absolutely delighted to welcome @dukeandduchessofcambridge to the Fitzwilliam this morning to view their first joint portrait unveiled today in our Founder’s building.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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