【第75回カンヌ国際映画祭】オフィシャルセレクション「ある視点」部門に正式出品され、カメラドール特別表彰を授与された映画『PLAN 75』の本編映像が到着した。

 現在公開中の同作は、超高齢化社会に対応すべく75歳以上が自ら生死を選択できる制度「プラン75」が施行され、その制度に大きく翻弄される人々の姿を描いた作品。脚本・監督を早川千絵が務め、主人公の角谷ミチ役を倍賞千恵子が演じた。共演は磯村勇斗、河合優実を、たかお鷹、ステファニーアリアン、大方斐紗子、串田和美ら。

 公開された映像は、倍賞演じるミチが、職場の同僚である友人たちとカラオケに興ずるシーン。ミチの十八番は「林檎の樹の下で」。「林檎の樹の下で」はもとはアメリカの楽曲で、日本では1937年にディック・ミネが日本語訳で歌ったことで有名になった。

 早川監督はこの曲を選んだ理由を「もともと好きな曲、“また明日も会いましょう”という歌詞が生きることを物語っていて、映画ともリンクしていると思った」、倍賞は「早川監督からは、あえて下手に歌ってください、とリクエストを受けた。それが難しかった」と語っている。

◎映画情報
『PLAN 75』
現在公開中
脚本・監督:早川千絵
脚本協力:Jason Gray
出演:
倍賞千恵子
磯村勇斗
たかお鷹
河合優実
ステファニーアリアン
大方斐紗子
串田和美
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ

◎映像情報
YouTube『映画『PLAN 75』倍賞千恵子 「林檎の木の下で」カラオケ歌唱 本編映像 |大ヒット公開中』
https://www.youtube.com/watch?v=uoiBVps8V2U

(C)2022『PLAN 75』製作委員会/Urban Factory/Fusee

倍賞千恵子が歌う「林檎の樹の下で」、映画『PLAN 75』本編映像