ノッティンガム・フォレストは25日、ウニオン・ベルリンからナイジェリア代表FWタイウォ・アウォニイが完全移籍で加入することを発表した。

 クラブレコードの移籍金で加入し、2027年夏までの5年契約を締結。イギリス紙『ガーディアン』によると、ウニオン・ベルリンとの契約に設定されていた1700万ポンド(約28億円)の契約解除条項を発動し、同選手を獲得したようだ。

 現在24歳のアウォニイは、2015年夏に母国のインペリアルサッカーアカデミーからリヴァプールに加入。しかし、同クラブで一度もプレーすることなく期限付き移籍を繰り返し、NECナイメヘン(オランダ)、ヘント(ベルギー)、マインツなどでもプレーした。2020-21シーズンはウニオン・ベルリンレンタル移籍し、2021年夏に同クラブへ完全移籍した。

 2021-22シーズンは開幕から得点を量産。ブンデスリーガで得点ランキング6位の15ゴールを挙げるなど、公式戦43試合の出場で20ゴールを記録した。

 24シーズンぶりのプレミアリーグ復帰を果たしたN・フォレストにとっては、今夏の補強第一号となる。なお、ウニオン・ベルリンリヴァプールが結んだ契約により、リヴァプールは移籍金の10パーセントをボーナスとして受け取るようだ。

【画像】N・フォレストがアウォニイ獲得を発表

フォレストに加入したアウォニイ [写真]=Getty Images