【元記事をコミックナタリーで読む】

カナヘイキャラクター原案を務めるオリジナルTVアニメちみも」の先行上映トークイベントが、本日6月26日に東京・新宿ピカデリーにて開催された。

【大きな画像をもっと見る】

ちみも」は“人間界地獄化計画”を実行するため人間界に現れた魑魅魍魎・ちみもを軸にした“ハートフル地獄コメディ”。シンエイ動画アニメーション制作を担当し、7月からテレビ東京BS朝日ほかにて放送・配信される。イベントには地獄さん役の諏訪部順一、鬼神めい役の神月柚莉愛が、「ちみも」のオープニング主題歌マルコッパ」が流れる中、観客からの大きな拍手に迎えられ登壇した。

イベントが始まると神月は「初めましての方がたくさんいらっしゃると思います。初めてのトークイベントで緊張していますがよろしくお願いいたします」と笑顔で挨拶。諏訪部は「全身に体毛が生える役で出演しております」と自己紹介したのち、会場の一番手前に位置していた記者たちを見て「このタイミングからこんなにフラッシュがたかれると、何か悪いことをしたかのようで緊張しています(笑)」と冗談めかし、会場の雰囲気を和らげた。

ちみもを初めて見たときの印象を聞かれた神月は「フォルムからしてとてもかわいくて、すぐに大好きになりました」と話す。そして彼女の姉が作ってくれたという、おもちとちびトラちゃんの“ちみもネイル”を披露。それを見た諏訪部も「けっこうな立体感ですね」と感心し、自らの爪を観客に見せながら「私もね……」と期待感を煽りつつ「ないんですよ」と観客の笑いを誘った。そんな諏訪部ちみもの質感に言及。「低反発かなにかでグッズ出るんだろうなとか、コラボカフェでいろいろ中に入っている美味しい感じになるんだろうなあっていう、大人のそろばんはじきを感じるようなフォルムでありますが……いや冗談ですよ!本当にかわいいです」とジョークを飛ばしていた。

話題はキャラクターの役作りに関する話へ。喜怒哀楽があまり表に出ないめいについては「上げすぎず落としすぎず、中間を意識しました」と神月。諏訪部は「中間管理職的な、多くのサラリーマンのみなさんに共感を覚えていただけたらいいなとがんばっております」と、現実にある役職とリンクさせつつ語った。MCの遠藤萌美から、かつてこういった(ギャグテイストな)役をしたことがあるかと聞かれると、「世間のイメージ的にはすかしたキャラとかラスボスかと思ったらちょっと手前のやつだったとかはありますが、ギャグコメディといった作品は多くはないので、楽しくやらせていただきました」と述べた。

演じる上で難しかった部分を問われると、神月は喜怒哀楽を出しすぎないようにするのが難しかったと回答。「めいちゃんはおとなしめな性格なので、喧嘩をするシーンでは力が入りすぎてしまって監督から『ちょっと抑えようか』と言われました」と当時を振り返った。MCの遠藤から穏やかな性格に見えるため、そのまま演じていたのでは?と聞かれると「実は裏では毎秒歌っているような騒がしい人でございます(笑)」と照れながら話す。諏訪部も「ミュージカルみたいな人でした(笑)。突然娘ができたような気持ちであたたかく見守っていました」とアフレコ時の様子を明かした。

続いて“無茶振り地獄”の「ちみも大喜利コーナーへ。「地味過ぎる人間界地獄化計画、地獄さんはなにをした?」というお題に対して諏訪部は「給付金サギ」と時事ネタを挟み回答。続いて「どこからでも切れます、が切れない!」「サーティワンのポッピングシャワーの弾けるやつ全部取る」と“地味すぎる”人間界地獄化計画について次々と答えていった。続くお題「見た目がシンプルおもちに見つかった個性とは?」では、神月がスケッチブックに何かを描いている様子。「表現できるかな?」と言いながら「パンクが好き」と、パンクな姿をしたおもちイラストとともに発表した。その後2問ほどのお題を経て大喜利コーナーは終了した。

“地獄”を乗り越えたということで、2人にはちみもの「ぬいぐるみトートバッグ」がプレゼントされる。2人はかわいいとはしゃぎ、バッグを持ったまま締めの挨拶へと移行した。神月は「初めてのTVアニメ出演ということで、いかに素敵な作品を届けられるかなと考えながらがんばりました。ぜひ『ちみも』をたくさん愛してください!」、諏訪部は「世知辛い世の中ではございますが、心の癒やしみたいなものになってくれれば嬉しいと思いますので、ぜひとも全部観ていただけると。けっこういい話だと思いますので!今日は本当にありがとうございました」と観客に語りかけ、イベントは閉幕した。

(c)ちみも

TVアニメ「ちみも」先行上映トークイベントの様子。