マンチェスター・ユナイテッドポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(37)を手放すつもりがないようだ。『スカイスポーツ』が伝えた。

レアル・マドリーユベントスでのプレーを経て、昨夏に12年ぶりのユナイテッド復帰を決断したC・ロナウド。その1年目から勝負強さを発揮しつつ、チーム最多の公式戦24ゴールと奮闘したが、ユナイテッドは振るわず、タイトル争いどころか、チャンピオンズリーグ(CL)出場権すら逃した。

そのため、今夏の去就を巡る噂も過熱。CLから弾き出されたチームでのプレー疑問符がつくなか、今オフの補強も音沙汰なしが続くユナイテッドの現状に懸念し始めているといわれ、つい先日にチェルシーのトッド・ベーリー新会長とジョルジュ・メンデス代理人の会談も取り沙汰されている。

しかし、イギリススカイ・スポーツ』によれば、ユナイテッドのエリク・テン・ハグ新監督はC・ロナウドを計画の一部と計算しているという。オランダ指揮官も以前、自身の計画にC・ロナウドの存在と問われ、「もちろん」と返答。求めるものもシンプルに「ゴールだ!」と返した。

一方のC・ロナウドも来季に向けて、「彼がアヤックスで素晴らしい仕事をした経験豊富な監督なのを知っている。時間が必要だけどね」と語った上で「来年はトロフィーを獲得できると信じよう」と前向きな発言を残している。

なお、ユナイテッドとの現行契約は2023年まで。さらに、1年間の延長オプションも付帯している。

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