こちらは、小さな「ミニチュア水力発電所」をコンクリートレンガなどで自作してしまう動画。鉄塔などもリアルに再現されています。

【動画はこちら】【ダム】実際に稼働する「ミニチュア水力発電所」がリアルすぎ!

一般的な水力発電の機構は、ダムと発電所を離れた場所に設置して、その間の水位差によるエネルギー(水圧と流速)で水車(タービン)を回転し発電するものになっています。小水力発電も水の流れで水車を回して発電しますが、ダムのような大規模構造物を必要としません。

You Tubeに投稿されている動画には、一人でしかも手作りで小さな発電装置を作成する様子が撮影されています。前方には水を貯める貯水池のようなものがあり、そこから下に水を流して水車を回しています。

水が高いところから低いところへ落ちる力を利用して水車を回すのが水力発電の特徴。その技術が忠実に再現されています。動画後半では線をつないで、豆電球を実際に点灯する風景も。

動画のコメント欄には、「素晴らしいプロジェクト」「素敵なアイデア」など絶賛の声が多く寄せられております。

日本では環境省が小水力発電を推進しています。そのメリットとして、「出力変動が少ないため、系統の安定や電力品質への悪影響を小さくできる」「事前調査や土木工事が比較的簡単」などをあげています。

2011年東日本大震災のときに起こった福島県での原発事故福島県内では「原発は何が起きても安心」といったある種の洗脳教育が行われていたため、まさか原発が爆発するなどとは想像もしていなかったそうです。

そのため、原発の周辺住民は、一時的に避難してもすぐに戻れると思ったため、洗濯ものを干したままだった家庭も多かった現実。

しかし、10年以上たった今でも、放射線の影響で帰還できない地域があります。地震大国日本では、再び水力発電に目を向けたほうが良いかも知れませんね。

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