天海祐希

放送中のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』で、ヒロインの”ニーニー”こと比嘉賢秀役を演じる竜星涼朝ドラとは思えないほどの「クズ男」役を熱演する彼に注目が集まっている。

そんな竜星には、カメラに映らない顔があって…。


■朝ドラではめずらしい役

『ちむどんどん』は、沖縄県の北部・やんばる地方の村に生まれたヒロインが高校卒業後、東京に上京し、沖縄料理に夢をかけて修行する物語だ。竜星はヒロイン・黒島結菜の兄役で出演。

怪しい儲け話に釣られてお金を騙し取られたり、妹の財布からお金を抜いてギャンブルに興じるなど、「クズ男」ぶりが話題になっている。


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■竜星の「憧れる人」

竜星は2010年のドラマ『素直になれなくて』(フジテレビ系)で俳優デビューし、13年の『獣電戦隊キョウリュウジャー』(テレビ朝日系)で初主演を果たした。その後、17年の朝ドラひよっこ』(NHK)や同年の日曜劇場『小さな巨人』(TBS系)などの話題作に出演。

俳優としてスターダムを駆け上がる竜星には、尊敬する人がいる。あるテレビ局関係者が語る。

「同じ事務所の先輩である天海祐希さんです。2人は13年のドラマ『女信長』(フジテレビ系)で共演しました。その現場で、天海さんは竜星さんの地道に努力する姿を見て気にかけるようになったんです。竜星さんも座長で自分にも気を配ってくれる天海さんを見て憧れるようになったようです」(テレビ局関係者)。

■舞台で再会

18年の天海主演の舞台『修羅天魔~髑髏城の七人Season極』で、2人は再会を果たす。ある舞台関係は、当時の彼らについてこう話す。

「じつは、この舞台に竜星さんが出られたのは天海さんが彼を推薦したことが大きかったそうです。自分のことを買ってくれたのがうれしかったのか、稽古の際に竜星さんは熱心に天海さんに質問したり、他愛ない話をして盛り上がることも多かったようです」(舞台関係者)。


■打ち上げで見せた「コミュ力」

この作品で竜星は尊敬する先輩と距離を縮めたようで…。

「共演者やスタッフと舞台の打ち上げをして午後11時近くに終わり、天海さんは帰ろうとしたそうです。しかし、竜星さんはもっと天海さんと飲みたかったのか、『天海さん、帰っちゃだめですよ~。次、行きましょう!』と引き止めたといいます。天海さんもかわいがっている後輩に誘われてうれしかったのか、ほかの若手の出演者たちと一緒にそのまま深夜まで飲んだそうです。あの天海さんの懐に入れるのは竜星さんくらいだと思いますよ(笑)」(前出・舞台関係者)。

大物女優に気に入られる「コミュ力」の高さも竜星の武器かもしれない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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