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きょう29日も、猛暑は収まりません。熱中症警戒アラートが発表されている府県、地方は今年最多に。冷房の使用や暑い時間の外出を控えるなど、できる限りの熱中症対策を。

6月としては記録的な暑さ 続く

きょう29日も、沖縄や九州から東北南部は日差しが照りつけて、猛烈な暑さが続きそうです。tenki.jp4時発表の予想最高気温は、名古屋で36℃、東京都心35℃の予想です。東京都心は、5日連続の猛暑日となる見込みで、6月の連続猛暑日記録を更新。前橋は40℃予想で、命に関わる危険な暑さになるでしょう。

きのう28日の猛暑日地点は全国のアメダスのうち100地点と、今年最も多くなりましたが、きょう29日はさらに増えそうです。

熱中症アラート 今年最多

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熱中症情報では、一番上の「危険」の所がほとんどで、仙台は「厳重警戒」です。沖縄や九州から東北南部では、朝にかけて気温があまり下がらず、時間を問わず熱中症対策が必要となるでしょう。

熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測されるため、熱中症警戒アラートが発表されている所があります。

きょう29日、熱中症警戒アラートが発表されているのは、沖縄本島地方、奄美地方、鹿児島県(奄美地方除く)、大分県熊本県長崎県愛媛県徳島県島根県鳥取県和歌山県京都府滋賀県福井県石川県三重県愛知県山梨県埼玉県群馬県栃木県茨城県。今年最も多い、22の府県や地方となっています。

熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は

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熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。熱中症アラートが発表されていない所でも、同様の対策が必要になるでしょう。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。

②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。

③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。屋外で、人と十分な距離を確保できる場合は、適宜マスクをはずしましょう。

熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。

⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

きょう29日 収まらない猛暑 熱中症警戒アラートは今年最多 熱中症に厳重警戒