フィオレンティーナレアル・マドリーセルビア代表FWルカ・ヨビッチ(24)獲得に前進したようだ。イタリアスカイ』が伝えている。

今冬にセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチユベントスに引き抜かれたフィオレンティーナはその後釜にポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテクをレンタルしたが、シーズン終了後にヘルタ・ベルリンへ帰還。ストライカー探しを続けるなかで、ヨビッチに関心を示していた。

しかし、財政難のフィオレンティーナにヨビッチの移籍金調達は難しく、マドリーレンタルのオファーを受け入れるかが焦点に。だが、『スカイ』によると、28日のクラブ間交渉にて、1年間のレンタル移籍という形でほぼまとまったようだ。買い取りオプションなどは付随していないが、ヨビッチが受け取る年俸600万ユーロ(約8億6000万円)の半分をマドリー側が負担する内容になっているという。

ビッチは2019年夏にフランクフルトからマドリーに6000万ユーロ(現レートで約84億円)の移籍金で加入しながら、ここまでまったく存在感を発揮できず。今季はラ・リーガでの先発がわずか1試合のみと、カルロ・アンチェロッティ監督から信頼を得られていなかった。

マドリーは登録枠を空けるためにも今夏のヨビッチ放出を目指しており、双方にとってメリットのある取引となるかもしれない。

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