最近、いろいろなものを使っていると、“軽さは正義”だと感じることが多々ある。
洋服でも、カバンでも、タブレット端末でも、ヘッドホンでも、それがどんなにいいものでも、重くて扱いづらいと、いいなぁとは思いつつも、だんだんと不満を感じてきて、次第に使うのをやめてしまう……。そんなことはありませんか？
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PCでゲームをしたり作業をしているあいだは常に使い続けるマウスなんかも、快適であるかどうかがとても重要なデバイスです。
その点、今回紹介するSteelSeriesのゲーミングマウス「Aerox 9 Wireless」は、とにかく軽くて疲れにくい！しかもワイヤレスなのでケーブルの煩わしさもナシ！
“ゲーミング”と銘打ってはいますが、その軽さと基本性能の高さから、普段使いにもなかなか魅力的なマウスだったので、しばらく使ってみて感じた良さ、見どころをお伝えしていきます。
文／Leyvan
「Aerox 9 Wireless」公式サイトはこちらリンク
肉抜きされたボディは意外にもガードが堅いIP54防滴防塵仕様
まず、目を引くのは大胆に穴が空いた軽快な外観です。はじめて見たときは、少年時代に夢中になった軽量化ボディのミニ四駆みたいなデザインに圧倒されましたが、手にとってみるとなかなかに馴染む形状だと感じました。
筐体の主な素材は強度のあるABSプラスチックで、89gという軽さでありながらも剛性感があって、少し強く握っても軋むことはなく安心感のある使い心地です。
89gと数値だけ出しても、どれくらい軽いのか想像しづらいかもしれませんが、個人的に以前から使用しているロジクールの「MX Master 3」が141gなので、使い比べてみると違いは歴然。
MX Master 3も素晴らしいマウスなのですが、Aerox 9 Wirelessを使った後だと、正直ちょっと重いな……と感じてしまいます。軽いというのは、ただそれだけでも大きな強みだと、あらためて実感させられました。
こんなに通気性がよさそうなボディだと、汗やほこりに弱いのでは？と不安になりますが、IP54等級の防滴、防塵性能があるので、多少のことでは問題にならないでしょう。
本体底面のLEDライトによるイルミネーション機能は、StealSeries GGアプリの設定で明るさや発光パターンを変更できるので、ゲーミングっぽくギンギラギンに光らせたい人も、別に光らなくていいからバッテリーを節約したいという人も安心してください。
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MMORPGのスキル回しも、作業時のショートカット登録もできる18個のボタン
次は、Aerox 9 Wirelessの最大の特徴でもあるボタンに注目してみましょう。
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ボタンは左右のクリックボタン、チルトホイールボタン（左右の傾き入力にも対応）、CPI変更ボタン、そして側面にある12個のサイドボタンで計18個となっています。
ボタンの感触は、いずれも軽すぎず重すぎず適度にクリッキーで良好、サイドボタンはただ並べられただけではなくカーブしていて、押しやすいように配慮されてます。
かぶせ持ちをしているときに自然と親指を置く位置になる5ボタンには目印となる突起がついていて、ブラインドでも迷うことなくボタンを押せるのもわかりやすい設計です。
このサイドボタンは、デフォルトではキーボードの「1」キーから「＾」キーまでの一列のキーに割り振られていて、FF14などのMMORPGでよくあるスキルの使用ボタンとして扱うことが想定されています。
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実際にFF14で運用してみても、このサイドボタンとCtrlキーやAltキーなどと組み合わせれば、これだけでも十分にスキル回しができそうだと感じました。
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とはいえ、本体のサイズがやや大きめなので、個人的には1～3ボタンがやや遠く感じます。そのため、アプリでキーの設定を変更して、スキル回しを4ボタンから始動するように、1～3ボタンは使用頻度の少ないキーを割り当てることで対処しました。
もちろん、手の大きさやマウスの持ち方などは個人差のあるところなので、あくまでも一例として捉えてください。
ちなみに、ボタンのキー設定は同時押しも設定可能なので、ゲームに限らず作業用のショートカットをサイドボタンに割り当てて効率アップを図る……といった使い方もアリです。
バッテリーの持ちは必要十分、急速充電で待ち時間ナシ
ワイヤレスマウスということで、気になるのは連続使用時間。ぶっちゃけ、バッテリーの持ちはどうなの？というところですが、公称値だとUSBドングルを使用した2.4GHz無線モードだと最長80時間、Bluetooth接続だと最長180時間となっています。
実際に2.4GHz無線モードで使用したところ、満充電から使い始めて、使用していないときも電源を入れっぱなしのまま使い続けた場合で3日間は持つので、概ね公称どおりのバッテリー性能といっていいでしょう。
普段使いのマウスとしては、少々充電する手間がかかるのでは、と思うかもしれませんが、付属のUSB-Cケーブルで15分ほど充電するだけで40時間以上も使えるので、充電待ちになる時間はほとんどありません。
そろそろ充電かな？と思ったら、ケーブルに繋いで小一時間もすれば100％までサクっと充電できちゃいます。
充電中でもそのまま問題なく使えますし、何なら、USBケーブルを挿しっぱなしで有線マウスとしても使うことができるので、そこは用途に応じて使い分けるのもいいでしょう。
ゲーム以外にも多用途で使いたい軽量・高性能・多機能なマウスがほしいならコレ！
冒頭でも触れましたが、Aerox 9 Wirelessの最大の魅力は、やはり軽くて使いやすいことに尽きます。
ゲーム中も、作業中も、ブラウジング中も、何気なく日常で使い続けるマウスだからこそ、軽いということの偉大さが身にしみてきます。
もちろん、軽いだけではなく、シビアなゲーミング用途にも耐えうる性能と品質を持つSteelseriesのマウスだからこそ、この使い心地のよさを実現できているのだと思います。
ゲーム用マウスがほしい人だけでなく、仕事用や日常用の普段使いとして軽量で、高性能で、多機能なマウスがほしい！という人にもAerox 9 Wirelessをオススメしたいです。
もし、店頭などで触れる機会があれば、ぜひ手にとってみてください。思わず「あ、軽い！」と声を出したくなるはずです。
一度その軽さとワイヤレスの便利さを味わったら、もう以前の環境には戻れないかもしれません。
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リンク
超軽量ワイヤレスゲーミングマウス「Aerox 5 Wireless」を2名様にプレゼント@denfaminicogame@numan_edd
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) June 29, 2022
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軽さは正義！毎日使うデバイスだからこそ快適さが命だと実感
同シリーズ「Aerox 9 Wireless」レビュー記事はこちら▼https://t.co/THJSGvFdSO pic.twitter.com/jIdjJSsGGb
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いろんな有線イヤホン・ヘッドホンを高音質・低遅延ワイヤレス化してみた話。「GO blu」と「BT-W4」でワイヤレスゲーミング環境を構築したら快適で楽しすぎた！「ゲームを好きなイヤホン・ヘッドホンで、低遅延なワイヤレスで快適に遊びたい！」
そこで目をつけたのがiFi Audio「GO blu」とCreative「BT-W4」だ。詳細はのちほどお伝えするとして、結論から先に言うと、“好きなイヤホン・ヘッドホン”で、“高音質かつ低遅延のワイヤレス接続”でゲームをするという目的は果たせた。
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