マンチェスター・シティの日本代表DF板倉滉(25)獲得を狙うボルシアMGだが、ここに来て交渉が難航しているようだ。ドイツ『ビルト』が報じている。

先日まではクラブ間、選手間の交渉が順調に進み、移籍濃厚と見られたボルシアMG。しかし、ここにきて板倉を保有するシティがプレミアリーグの他クラブからの関心を利用し、移籍金の引き上げを狙っていることが判明。獲得交渉が暗礁に乗り上げているようだ。

『ビルト』によると、ボルシアMGは板倉獲得に650万ユーロ(約9億3000万円)以上を支払う意思がない一方、シティサイドはより高額な移籍金を求めているという。

そういった中、ボルシアMGを率いるダニエル・ファルケ監督は、プレシーズンのトレーニング後に、「チームに新たなクオリティーをもたらすプレーヤーはいくらいても足りるということはない。だが、交渉が難航しているというのが、現実的な話だ」と、板倉の交渉が難航していることを認めている。

今季、マンチェスター・シティからのローンプレーヤーとしてシャルケで過ごした板倉。2.ブンデスリーガからの出直しを強いられたチームのなかで、センターバックやボランチで公式戦32試合に先発と主力の座を確保すると、優勝と共に1年でのブンデスリーガ返り咲きに貢献した。

だが、シャルケは先月末、財政的な問題で買取オプションの行使を断念する旨を発表。これにより、新天地候補にはブンデスリーガプレミアリーグの複数クラブ、セルティックなどの名前が挙がっている。

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