Dr.Foodsは6月28日、世界初の「植物性培養フォアグラ」を完成したと発表した。7月2日より、サステナブルレストランWAYBACK BURGERS」表参道店にて、植物性培養フォアグラを使用した完全植物性の「NEXTフォアグラバーガー」を発売する。価格は単品1,800円(税込み)。

培養肉、微細藻類、遺伝子組換え大豆の研究、代替肉の研究開発、代替肉商品の企画・製造、通販事業を手掛けるDr.Foodsは、「Save the Earth with the power of science」を掲げ、地球を科学の力で救うことを目的としている。このたび、1年半の開発期間を経て、フランス人生物学博士 Dr.Alexis Guionet(グイヨネ アレクシ)氏とマーマフーズ株式会社の協業によって、世界初の「植物性培養フォアグラ」の開発に成功したという。

フランス料理の食材であるフォアグラは、世界三大珍味とも言われ、世界中で愛される食材。しかし、強制給餌を行いガチョウやアヒルを育てる生産方法が議論の対象となり、欧米や欧州連合において生産や販売を禁止する動きもあった。そこで、フランス人のアレクシ博士は、珍味であり愛好家も多いフォアグラを、動物に負荷を与えない“植物性”で再現しようと考えた。

Dr.Foodsが開発した「植物性培養フォアグラ」は、カシューナッツを麹によって特定の温度で発酵し、それを再度また特定の温度によって発酵させたものが原料。アレクシ博士による研究に加え、食品工場として64年の歴史があるマーマフーズ株式会社の協業によって「パテタイプフォアグラ」と、焼いて食べることができる「フォアグラ」の二種類が完成した。

NEXTフォアグラバーガー」は、この「植物性培養フォアグラ」に、ネクストミーツ社が発売している「ネクストバーガー」のバンズを使用。完全植物性となっている。