29日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で、都内から中継を行ったリポーターが「コロナ終息宣言」をしたとして、疑問の声を集めている。

 問題となっているのは、東京で5日連続の猛暑日を記録している話題を取り上げている際のこと。番組では、浅草・雷門前から東ふきリポーターが暑さを伝える中継を行った。

 東リポーターは「太陽見てください。ギラギラ刺すような日差しでして、本当に息苦しいような暑さなんですね」と気温の高さを伝え、「ちょっと本当に息苦しいので、マスクを外させていただきますね」と着用していたマスクを取る。

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 また、午後2時現在、雷門前の気温は36.2℃。この暑さもあってか、観光客はさほど多くなく、雷門前の日陰に人が集まっている状態だとリポートしていた。

 一方、東リポーターは約3週間前の今月10日にも、同じ場所から中継を行ったと明かし、番組では多くの外国人観光客が浅草を訪れているという映像が流れた。東リポーターは「この日は訪日外国人の受け入れ初日の日で、今日ほど暑くはなかったんですが、これだけ(観光客の数が多かった)」と説明。

 続けて、「コロナも終わったということで、たくさんの観光客の方が浅草に見えてたんですが、今日はやはりものすごい暑さなので、ちょっと人出が少ないかなという感じがします」と話していた。

 しかし、この発言にネット上からは「コロナ終わってないでしょ」「いつ終わったの?」「軽率すぎる…」「まだ感染者増えてるんですが…」というツッコミが殺到していた。

 訪日外国人の受け入れが再開したとは言え、いまだ収束したとは言えないコロナ禍。リポーターの発言は軽率すぎるものだったようだ。

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