郵便受け ポスト レターボックス

誰かに恨みや憎しみを抱き、嫌がらせをしてやろうなどと考えたとき、イギリスでは郵便受け(レターボックス)が利用されることがしばしばだという。このほど1人の女性が経験したおぞましい出来事を、『Daily Star』や『CANADA NEWS』などが伝えている。


■悪質な嫌がらせに震える人々

この世の中、脅迫や嫌がらせ、報復の手段として相手を身震いさせるような物を送りつけるという邪悪な犯罪が、古今東西問わずしばしば起きている。

被害者は、届いた封筒や小包を開封した瞬間に恐怖で悲鳴を上げるが、不快な物資ばかりか、刃物やカミソリの刃など、相手に命の危機を感じさせるものであることも多い。


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■黒光りするものの正体とは…

そんな中、イギリスでは郵便受けそのものが狙われるケースが増えているとのこと。『Daily Star』は、この度ある女性宅が郵便受けのフタを開け、そのおぞましさに絶叫したことを伝えた。

なんと死んだコウモリが投げ込まれており、被害者は黒光りしながら横たわっていたその姿が目に焼き付いて離れないという。

■被害者はFacebookで相談

女性はその状況をFacebookで詳しく報告し、人々に犯人探しへの協力を求めた。防犯カメラが捉えていた映像も添えたところ、さっそく1人の女性から反応が。彼女はなんと犯人とされた本人だった。

「ああ、私ったらなんてことを…。ごめんなさい。郵便受けを間違えてしまいました。あなたの手元にそのコウモリはまだありますか?」という意外な内容だった。


■同様の事件が頻発する英国

しかも、その人物は「悪意はまったくないのです」と訴えている。死んだコウモリを発見したため、その生態調査と保護にあたる活動団体「South Lancashire Bat Group」のメンバー宅に届けたかったのだという。

まずは一件落着となったが、その主張を完全には信じられないという人も。元カノ宅の郵便受けに糞便を入れた男、元カレ宅の郵便受けに死んだ魚を入れた女など、『Daily Star』も「単なるイタズラも含め、イギリスではこうした不快な事件が多発している」と伝えている。

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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

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