2022年6月30日(木)より東京・サンシャイン劇場にて舞台「『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』THE STAGE」が開幕する。初日に先駆けゲネプロが行われ、公式レポートならびに舞台写真が到着した。


本作は、山口悟によるライトノベルを原作に、2020年4月~6月にMBS、MX、BS11J:COMテレビ等で放映された TVアニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」初の舞台化。

主人公カタリナ・クラエス役 は、元NMB48メンバーで現在はドラマ、 映画、 舞台と幅広く活躍している太田夢莉が演じる。カタリナの婚約者 ジオルド・スティアート役は TAKA(CUBERS)、義弟のキース・クラエス役 は三浦海里、ジオルドの双子の弟であるアランスティアート役は安里勇哉、魔性の魅力の持ち主であるニコルアスカルト役は市川慶一郎(9bic)。そして、小泉萌香、高橋果鈴、本西彩希帆、椎名鯛造、中西彩加、春咲暖もカタリナを取り巻くキャラクターたちを演る。

舞台はTVアニメの第1期をもとにしたストーリーを展開。さらに、全10公演中2公演ずつ、ジオルドルート、キースルート、アランルート、ニコルルート、シリウスルートが用意されており、ルートによって本編途中のエピソードとエンディングが異る。

(C)山口悟・一迅社/はめふら製作委員会

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ゲネプロではジオルドルートを上演。 前世の記憶により悪役令嬢に転生したことに気付いたカタリナは、ファンにはすっかりおなじみの“脳内会議”を招集すると、舞台には「議長」「弱気」「強気」「真面目」「ハッピー」の5人のカタリナが登場。議論の末、破滅ルートしかないという結果に、 「こんな結末は絶対に、 嫌―――!」と雄叫びをあげる。

(C)山口悟・一迅社/はめふら製作委員会

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次々に起こる破滅フラグに右往左往しながらも、明るく元気に周囲の人たちと接する太田演じるカタリナは、まさにアニメのカタリナそのもの。カタリナを取り巻くキャラクターたちも、カタリナへの思いがあふれて空回りしたり、ライバル同士けん制し合ったりと、舞台ならではの空気感で彼らの関係性をよりリアルに感じさせてくれる。

(C)山口悟・一迅社/はめふら製作委員会

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魔力の実技試験として“魔力を宿す石”を探す場面では、 カタリナが一時行方不明に。その後、学園では突如カタリナへの不自然な“断罪イベント”が勃発。そして、何者かによってマリアがさらわれ、さらにはカタリナが闇の魔力の手にかかり……。これまでの楽しい雰囲気から一転、会場中が緊迫した雰囲気に。カタリナを想うジオルドやキースらの切ないセリフや、みんなを助けたいというカタリナの思いに会場はどんどん引き込まれていく。そして、前世の親友・“あっちゃん”との熱い友情シーンも舞台で再現。あっちゃんカタリナが時を超えて助け合うシーンは涙を誘う。

(C)山口悟・一迅社/はめふら製作委員会

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ストーリーの途中とエンディングには、ジオルドルートならではの、とっておきの場面も。また、angelaが歌う大人気のオープニング曲「乙女のルートはひとつじゃない!」 に合わせてキャスト全員が踊るシーンは圧巻。どこをとってもファンにとっては見逃がせない作品となっている。


舞台「『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』THE STAGE」は、7月5日(火)まで東京・サンシャイン劇場にて上演。

(C)山口悟・一迅社/はめふら製作委員会