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きょう1日午前3時現在、フィリピンの東にある熱帯低気圧が、今後24時間以内に台風に発達する見込み。あす2日から3日にかけて、沖縄本島地方や大東島地方に接近するおそれ。

フィリピンの東の熱帯低気圧 24時間以内に台風へ

熱帯低気圧は、きょう1日午前3時現在、フィリピンの東にあって、ゆっくりした速さで北北西へ進んでいます。中心の気圧は1002hPa、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。

この熱帯低気圧は、今後24時間以内に台風に発達する見込みです。発達しながら北上を続け、あす2日午前3時には日本の南に進むでしょう。2日から3日にかけて、沖縄本島地方や大東島地方に接近するおそれがあります。

2日~3日 沖縄に接近

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沖縄本島地方と大東島地方では雨や風が強まるでしょう。

あす2日は沖縄本島地方では、西よりの非常に強い風が吹きそうです。沿岸の海域ではうねりを伴って、波が高くなるでしょう。3日にかけて、次第にしける見込みです。2日と3日は1時間に40ミリの激しい雨の降る所があるでしょう。

【風・波の予想】
最大風速(最大瞬間風速) 2日
沖縄本島地方 20メートル(30メートル)
大東島地方 18メートル(30メートル)

波の高さ(いずれもうねりを伴う) 2日
沖縄本島地方・大東島地方 4メートル

3日にかけて、強風やうねりを伴った高波に十分注意してください。また沖縄本島地方では土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意が必要で、警報級の大雨となるおそれがあります。落雷や突風、急な強い雨にもご注意ください。

熱帯低気圧 今後「台風」に発達 あす2日~3日 沖縄に接近するおそれ