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きょう1日も、速いペースで気温上昇。午前9時までに、群馬県高崎市上里見町では34.4℃、30℃以上の真夏日は約250地点で、全国のアメダスの約3割に。

朝から35℃に迫る所も

きょう1日も、九州から東北南部では朝からジリジリと日差しが照りつけ、気温がグングン上がっています。

午前9時までで、一番気温が高くなったのは、群馬県高崎市上里見町で34.4℃でした。全国のアメダスの約3割にあたる約250地点で、すでに30℃以上の真夏日となっています。

日中は危険な暑さに

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きょう1日の最高気温の分布では、35℃以上のエリアが九州から東北南部に広がっています。東海や関東では40℃に迫るような所もあるでしょう。

きのう30日、最高気温が39℃台まで上がったのが、群馬県伊勢崎市埼玉県鳩山町熊谷市岐阜県多治見市など。きょうも同じような場所で、危険な暑さが続くでしょう。40℃を超える可能性もあります。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。

衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。

水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

ハイペースで気温上昇 午前9時までに群馬県で34.4℃ 真夏日は約250地点