夢のシートやん…。

787-9新仕様機に搭載

ニュージーランド航空が2024年より、新たな客室仕様を採用したボーイング787-9旅客機を就航させる予定です。この機では新上位クラス「ビジネス・プレミア・ラックス」のほか、エコノミークラスに世界初の空飛ぶスリープポッドスカイネスト」が導入されます。

今回の目玉となる「スカイネスト」は2020年にコンセプトが発表されました。スリープポッドは3段ベッドのような睡眠スペースが2列配置され、長距離フライトにおけるエコノミークラスの利用者が、座席に加えて予約することで質の高い休息を得られることを目的としたものといいます。

一方、新上位クラスの「ビジネス・プレミア・ラックス」は、よりゆとりのある空間とプライバシーをに配慮した新シートを搭載。ラグジュアリーな特長はそのままに、完全密閉型のドアと、2人で食事ができるスペースを備えるほか、睡眠を快適にとれるように工夫を加えたとのことです。

新仕様のボーイング787-9は8席または4席の「ビジネス・プレミア・ラックス」、42席または22席の「ビジネス・プレミア」、52席または33席の「プレミアム・エコノミー」、125席または213席の「エコノミー」で構成され、長距離路線では6人分の「スカイネスト」が搭載される予定です。ニュージーランド航空によると、この機内仕様の実現には5年の歳月を要したとしています。

ニュージーランド航空機(乗りものニュース編集部撮影)。