【今週デビューの注目馬】
☆ルクスグローリア
 2022年7月3日(日)函館第5R芝1800m戦に出走予定のルクスグローリア。馬名の由来は「栄光の輝き(ラテン語)。父名+母名より連想」。牡、鹿毛、2020年4月11日生。美浦・宮田敬介厩舎。父サトノダイヤモンド、母ヒカルアモーレ、母父クロフネ。生産は白老町・社台コーポレーション白老ファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額4000万円。半兄には19年日経新春杯(GII)で3着となったシュペルミエール(父ステイゴールド)や、半姉には芝で3勝、ダートで1勝を挙げたグランデアモーレ(父ネオユニヴァース)がいる。本馬は父に似て胴伸びの良く、バランスの良いグッドルッキングホース。トモには容積があり、ヨロもしっかりとある。胸前は深く心肺機能が高そうで、凛とした顔立ちから操縦性も良さそうだ。追い切りでは緩さはあるものの、体を上手く使った跳びが大きくダイナミックな走りを披露しており、ポテンシャルの高さが窺える。距離は長めの距離が良さそうで、切れよりも長く良い脚を武器に活躍するタイプだろう。なお、鞍上には横山武史騎手を予定している。

☆サトノクロー
 2022年7月3日(日)小倉第5R芝1800m戦に出走予定のサトノクローク。馬名の由来は「冠名+外套」。牡、黒鹿毛、2020年4月21日生。栗東・橋口慎介厩舎。父サトノクラウン、母トーコーユズキ、母父ディープインパクト。生産は浦河町・辻牧場、馬主はサトミホースカンパニー。半兄にはダートで2勝を挙げたクレヴァーパッチ(父ハードスパン)がいる。本馬は長躯単背で、トモにはゴムまりのような弾力のある良質な筋肉がついている。ムチっとした体つきをしており、追い切りでは良い動きを見せていたものの、まだフラフラした走りで、本格化するのは古馬になってからだろう。距離はマイルから2000mあたりが良さそうだ。なお、鞍上には松山弘平騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。


ハッシー
 山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシー地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。