セルティックが、ポルトガル人FWジョタの完全移籍での獲得に近づいているようだ。6月30日イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在23歳のジョタはベンフィカの下部組織出身で、2018年にトップチームデビューを果たした。2020-21シーズンはバジャドリードにレンタル移籍を果たすと、2021-22シーズンはセルティックへとレンタル移籍で加入。公式戦40試合に出場し、13ゴール14アシストを記録していた。

 セルティックへのレンタル移籍期間は6月30日までとなっていたことから満了を迎えているものの、先月中にセルティックが630万ポンド(約10億円)の買い取りオプションを行使し、売却時には移籍金の30パーセントを譲渡する条件でベンフィカと合意に至っていることが報じられていた。

 ジョタ自身もセルティックプレーし続けることを望んでいると明かしていたものの、同選手が休暇を過ごしていたため、個人条件の交渉は停滞していた。しかし、今回の報道によると、休暇から戻ったジョタは6月30日セルティック・パークにて条件面で合意したという。なお、4年契約を締結する模様で、新シーズン以降もセルティックプレーすることが決定的となっている。

セルティックへの完全移籍に迫るジョタ [写真]=Getty Images