・全国の里山の自然環境を長期モニタリングする環境省事業「モニタリングサイト1000里地調査」では2023~2027年度の5年間、ボランティアで調査に協力いただける調査地・調査員を新たに募集
・気候変動による自然環境への影響が国内外でも注目される中、モニタリングによって自然環境の記録をとり生態系の把握をすることは非常に重要
・本調査は全国の市民・企業・大学などが主体となり毎年約1300名が参加。得られた全国データからチョウホタルの急減など、里地生態系の現状を明らかにしてきた。
・今回、特に調査地が少ない東北や日本海側をはじめ、全国を対象として調査地を募集
・7/9(土)にはオンライン説明会を実施(7/4 申込〆切)
公益財団法人日本自然保護協会(会員・サポーター約2万4千人、理事長:亀山 章)は、100年の長期にわたり里山の変化を早期に把握し、生物多様性の保全施策に役立てるため環境省と共同でモニタリングサイト1000里地調査事務局を運営しています。この度、本事業において次期(2023~2027年度)の調査にご協力いただける調査地を募集します。

本事業は、全国200か所以上の調査地で毎年1300人もの市民の方が参加されている市民による調査プロジェクトです。今までの調査結果から、身近なチョウが減少していることなどが明らかになってきました。多くの方のご参加をお待ちしています。


オンライン説明会を開催します
事業の概要や具体的な調査方法のほか、実際に調査に参加されている方から、調査の様子や結果の活用についてもお話しいただきます。後日WEBサイトにも動画を公開します。
■日時:7月9日(土)10:00~12:30
■参加費:無料
■申込み〆切:7月4日(月)
  • 参加のメリット
定期的に調査することで生き物の名前を覚えたり四季の変化を感じられます。
・全国的な生物多様性の状況や温暖化による自然環境への影響把握に貢献できます。
・毎年発行の報告書などを通して調査結果をご自身の地域の保全に役立てられます。
環境省モニタリング調査地として登録され、皆さんの活動をアピールできます。
・調査講習会などのイベントに参加でき、里山保全の最新情報が得られます。
鳥類調査講習会(2014年6月静岡県)
第4期調査サイト 約230サイト(2022年4月時点)
東北以北や日本海側で調査地が少ない状況となっています。
現在の調査サイト一覧はこちら:
https://www.nacsj.or.jp/activities/guardians/moni1000/site/
  • 参考
公益財団法人 日本自然保護協会について
自然保護と生物多様性保全を目的に、1951年に創立された日本で最も歴史のある自然保護団体のひとつ。会員・サポーター2万4千人。ダム計画が進められていた尾瀬の自然保護を皮切りに、屋久島小笠原白神山地などでも活動を続けて世界自然遺産登録への礎を築き、今でも日本全国で壊れそうな自然を守るための様々な活動を続けています。「自然のちからで、明日をひらく。」という活動メッセージを掲げ、人と自然がともに生き、赤ちゃんから高齢者までが美しく豊かな自然に囲まれ、笑顔で生活できる社会を目指して活動しているNGOです。山から海まで、日本全国で自然を調べ、守り、活かす活動を続けています。
http://www.nacsj.or.jp/

配信元企業:公益財団法人日本自然保護協会

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