2022年6月末、NATOが終了し、スペイン国王主催の歓迎晩さん会開かれた。この団体写真を撮影する際に、事件は起きた。

 アメリカバイデン大統領と、韓国尹錫悦大統領は、5月にも会っている。しかし、私たちも欧米人を見た時に、瞬間「どこの国の人?」と思うように…いやいや1回会っているし。

 尹大統領が、ニコニコした表情で、バイデン大統領の右手を掴んだ。それは紛れもなく、握手しているように見えなくはないのだが、バイデン大統領からの視線がこなかった。手を掴んだ時の尹大統領は、ほぼカメラ目線。バイデン大統領は、左から撮られたと言う状況であり、掴まれたその手はすぐに「自然に」ほどけ、ブルガリアのルメン大統領に握手を求める状態になった。

 韓国報道では、真っ先に尹大統領と握手しようと、手は差し出されたとされているが、ブルガリア大統領に出される途中に、尹大統領が掴んでしまった感じとも言えようか。

 例えとすれば、番組収録で演歌歌手が客席に降りて行って、フリをする手を観客(それほどファンではないが、一番近くにいたから状態)が、握って、カメラに向かって「ラッキー」って笑顔になった場面に似ている。歌手は、握手した認識もなく、次のフリに行き、また舞台に戻っていく。観客は一生覚えているだろうが、歌手はまったく覚えていない瞬間の出来事。

 これを、バイデン大統領の無礼だと報道は続く。でも、尹大統領は「忙しい席では、しかたないですよ~」ととても寛大だ。すごくいい人なんだろうな。自分が確実にしたはずの握手は、バイデン氏が覚えていなくても、心は伝わりましたよ的な。

 大統領がそう言っているんだから、いいじゃないか。バイデン大統領おじいちゃんで、さらに忙しい日々を送っている。1回会っただけのアジア人を覚えているとは限らない。いや、認知していないかも。

 尹大統領の、相手を思いやる温かい気持ちが伝わってくると思うなあ。日本の首相とはいろんな問題があって公式には会談が行われてはいないが、数分間立ち話をしたとも伝えられる。尹大統領はその内容は話さないだろう。それだけ、いい人ってことで、NATO参加お疲れさまでした。

韓国大統領府WEBページから