何回か病院に行きはしたものの、鼻のトラブル解消には至らず10年も悩んでいた少年。しかし最近になり突然解決したという話に『The Daily Star』など海外メディアが注目し、経緯を伝えている。
■不快な症状に悩んだ少年
イギリスで暮らす少年(14)は、10年ものあいだ鼻の不調に苦しんでいた。息をしても鼻の中が痛い、サッカーをすれば息苦しくなるなど、実にさまざまな問題に耐えていたというのだ。
トラブルの原因は、少年が3~4歳だった幼児期に鼻の穴に詰めた1枚のコインだった。当時まだ小さかったため親にも伝えなかったといい、その後しばらくするとコインを詰めたことも忘れてしまったようだ。
しかし不快な症状が続いたため何度か病院へ行ったが、コインは鼻のかなり奥に入っていたらしく、医師にも原因を特定することができなかった。
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■いきなり解決したトラブル
6月19日のこと、少年は鼻にいつも以上に強い痛みを感じ「何か硬い物が詰まっている」と確信。そこで思い切り鼻をかんでみたところ、片方の鼻の穴からコインが飛び出したというのだ。
少年の母親もこの件についてメディアの取材に応じ、「鼻を押さえていたので『かんでみなさい』と言い従わせたところ、(コインが)出てきたんです」などと語った。
■「珍しくはない」と専門家
耳、鼻、喉などの症例を多数診てきた医療専門家によると、子供が鼻に物を詰めることは決して珍しくないのだという。ビーズや小さなレゴブロック、過去にはロブスターの爪を鼻に突っ込んでしまった子供もいたそうだ。
小さなコインであれば、鼻に入れてしまっても不思議ではない。また子供はすぐに気が散るため、一瞬「やばい」と思っても両親には伝えず、そのままになってしまうこともあるのだという。
■「子供から目を離さないのは無理」5割超
Sirabee編集部が全国10〜60代の子供がいる男女687名を対象に調査した結果、全体の52.7%が「子供から目を離さないのは無理な話だと思う」と回答した。
小さい子は、大人が想像できないことを平気でやってしまうことがある。常に見ていることが不可能であっても、喉や鼻に詰めてしまうような物が落ちていないかなど、細かい点に日頃から注意しておいたほうが良さそうだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日
対象:全国10代~60代の子供がいる男女687名(有効回答数)
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