東野幸治

3日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、先月政府より発令された「電力需給ひっ迫注意報」がテーマに。MC・東野幸治が怒りのコメントを呈した。


■解除されるも厳しい状況

観測史上もっとも早い梅雨明けとなった今年。8日連続猛暑日を記録するなど異常気象がつづく中、政府は6月26日東京電力の管内に「電力需給ひっ迫注意報」を発令。家庭や企業に節電を求めた。

その後、運転を停止していた火力発電所が再稼働したことなどを受け解除されたものの、依然として節電が要請されている状態だ。


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■「もっとブチギレてもいい」

いかにいして節電をしていくかが議論の焦点となる中、ピアニストの清塚信也氏が「国とか、大きな組織から『お願い』ってされる形式が正しいのかどうか、怖さがある」と話すと、東野は「絶対間違ってますよ」とコメント。

「不思議なのが、国民そんなに怒ってないというか…」とトークのバトンを引き継ぎ、「お前ら、政府が甘く見てたんやろって。お前らのエネルギー政策なんやねんて、もっとブチギレてもいい」と語った。

■「家計のためにも節電」

「みんなちゃんとクーラーの温度上げたりとか、みんなめちゃめちゃええ人やなと思って」と要請を守る国民性に感心を示しつつも、政府の対応に疑問を呈した東野。

視聴者からは「その通りだと思う。国民はもっと怒ってもいい」「電力不足なのは政府の失策でしょ」「家計のためにも節電はしようと思う」「政府に言われずとも節電は考えますけど」とさまざまなコメントが寄せられていた。


■夏の間はエアコンつけっぱなし?

Sirabee編集部が全国10〜60代の男女2,168名に調査したところ、全体の32.9%が「夏の間はエアコンをつけっぱなしにしている」と回答。とくに暑い今夏だけに、このような傾向はより強く見られるのかもしれない。

夏の間はエアコンをつけっぱなしにしているグラフ

政府の要請に合わせ、スタジオの照明を少なくしたり、アナウンサーがクールビズ仕様になったりと、多くのテレビ局が反応している現在。東野は「一局くらいふざけんなよと(いう局があってもいい)」と笑いながら話していた。

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(文/Sirabee 編集部・東水 壮太

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2020年7月3日~2020年7月7日
対象:全国10代~60代の男女2,168名(有効回答数)

東野幸治、節電に協力的な国民に疑問も 政府に「もっとブチギレてもいい」