ミサイルが天井を突き抜け、がっつりと刺さっている台所の洗面台で電気カミソリで髭を剃る男性。何事もないようにヒゲを剃ろうとするが、カミソリのスイッチを入れ忘れるくらいには動揺しているものの、それでもおどけて笑っている。
これは、ロシア軍が放ったミサイルだ。ウクライナの民家の天井を突き破って台所で止まったようで、幸いにも不発だったようだ。
Unexploded Missile Lands In Ukrainian Kitchen
ウクライナで2番目に大きな都市、ハルキウの住宅地に打ち込まれたロシア軍のミサイルは、民家の天井を突き破り、台所のキッチンカウンターに刺さった状態となった。
3月下旬に打ち込まれたこのミサイルは幸いにも爆発することはなく、民家の住人はすでに避難しているが、想像を絶する光景だ。
「民家の台所に不発弾ミサイルが突き刺さったままになっている」という話を軍の知人から聞いた、ハリコフ在住の庭師、アレクサンダー・コロミエクさん（43）は、にわかには信じられず、友人らとその様子を見に行った。
するとそこには本当にあった。しかもかなり大きい。アレクサンダーさんは記念にと、着弾したミサイルの真横にある洗面台でヒゲを剃る様子を撮影した。
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このミサイルにより台所の一部が損傷したものの、怪我人もなかったという。もし爆発していたら大変なことになっていたはずだ。
不発弾のミサイルはこの後、軍の爆弾処理班による調査が行われたという。結構雑に扱っているけど大丈夫な感じなのかな？
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ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻は今もまだ続いている。
6月30日のウクライナ軍参謀本部の報告によると、ロシア軍のミサイル攻撃の回数は、6月13日から29日の6月後半の期間だけで202回に上ったという。6月前半から2倍以上増えており、ロシア軍はミサイル攻撃を強化していることがうかがえる。
ウクライナ軍は多くの民間施設が標的になっているとしており、市民に対する無差別攻撃だと強く非難している。
7月1日現在、最低死亡者数は4万7千人、避難民は最低1500万人、損壊した建物数は最低2271件となっている。
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written by parumo
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