タトゥー

身体改造にハマり、20年ほどの間にほぼ全身に手を加え、外見をすっかり変えてしまった男がドイツにいる。『Daily Star』が最新の姿を報じ、その恐ろしい外見が人々に恐怖を与えている。

【写真】身体改造の世界ではカリスマ的存在のドイツの男性


■人生前半は「地味な男」と

話題の男性は、ドイツドルトムントに暮らすロルフ・ブッホルツ(Rolf Buchholz=62)さん。彼は40歳のとき、地味なコンピュータ技術者だった自分の人生にウンザリするようになった。

「つまらない男」を卒業しようと、ロルフさんはピアスを購入。その美しさや身体改造の面白さにとりつかれ、無我夢中であちこちに穴を開けていったという。


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■「悪魔のような男」に

気がついたときには、顔がピアスだらけになっていたロルフさん。体に彫ったタトゥーが皮膚の90%に及ぶようになると、世間から「悪魔のようだ」と言われるようになった。

ギネス世界記録』は彼を2010年に世界一のピアス人間と認めていたが、2012年以降は、世界一の改造人間としても認めている。

■身体改造は舌や性器まで

『Daily Star』によれば、ロルフさんが手を加えた場所は現時点で全身の516ヶ所。耳、乳首、鼻、舌、唇、眉毛のピアスばかりか、全身の数十ヶ所の穴にリング状の穴が開けられ、細いロープを通して体を上につり上げるチャレンジも行っている。

また前頭部のツノばかりか、腕をはじめ体のあちこちにシリコンを埋めて作ったコブが。白目まで真っ黒な目や2分割された舌に身震いする人は多いが、なんと性器にも278ヶ所ものピアスを装着しているそうだ。


■日常生活でトラブルも

そんなロルフさんの大きな悩みは、指先に埋め込んだ磁石がiPadなどの電子機器を誤作動させてしまうことと、空の旅が難しいことだ。

どの空港でも、全身のピアスのせいで金属探知機が作動してセキュリティチェックがすんなりとは行かず、ドバイ国際空港では黒魔術師だと誤解され、入国を拒否されそうになったそうだ。

■身体改造世界一の男性

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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

全身516ヶ所に手を加え世界一の改造人間になった男性 「悪魔のよう」との評価も