舛添要一

2日未明から続いているKDDIの通信障害について、auユーザーの舛添要一東京都知事が自身のツイッターで言及。障害による影響と有事での危惧をつづった。

【ツイート】夜8時頃でも復旧せず


■20時間以上経っても…

舛添氏は2日よる11時すぎ、「KDDIの通信障害、私の auもまだ発信できない状態だ。こんなに長時間障害が続くと、生活や仕事に大きな影響を及ぼす」とツイート

しかし、20時間が経過しても事態は変わらぬようで、3日夜8時頃、「KDDIの通信障害、東日本は1730に復旧の予定だったが、私のauはまだ発信できない」と再び状況を明かす。

さらに、「復旧に24時間以上かかるというのは困ったものだ。週末だったから、仕事関係は少なくて済んだが、平日だともっと混乱していただろう」と続け、最悪のケースも憂いた。


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■「構造的問題まで掘り下げるべき」

そして今回の経験を受け、「国の基幹インフラ、なぜ障害が発生したのか、構造的問題まで掘り下げるべきだ」と検証・再発防止を要求。

これにフォロワーからは、「倒れても救急車が呼べない。猛暑で24時間以上電話が使えない状況では命に関わります」「通信だけでまだ良かった。電気を止められた日には恐ろしくて恐ろしくて」といった意見が寄せられている。

■戦争ではさらなる影響が?

舛添氏は2日のツイートにて、モバイル端末が通信できない不便さをにじませ、「原因究明と再発防止に努めてほしい」と指摘。

また、同ツイートでは「戦争では戦車や戦闘機も有効だが、敵の通信インフラを破壊するほうが遙かに効率よく敵を屈服させられる。そのことを今日は再認識させられた」と、有事での影響にも警鐘を鳴らしていた。今回は“不幸中の幸い”でもあったのだろうか。


■【ツイート】夜8時頃でも復旧せず

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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太

舛添要一氏、au通信障害の被害を語る 有事の場合の混乱も危惧