アメリカ在住の51歳になる夫と27歳の妻は2016年、24歳の年の差を乗り越えて結婚した。この2人は年齢差だけでなく、驚くべきことに女性は夫の息子の元彼女だったというのだ。衝撃の関係を明かした2人について、『The Sun』などが伝えている。

米オハイオ州出身のシドニーディーンさん(Sydney Dean、27)が今の夫であるポールさん(Paul、51)と初めて出会ったのは、小学6年生の時だった。当時のボーイフレンドの家に遊びに行くと、そこには彼の父親であるポールさんがいた。

シドニーさんはボーイフレンドと破局した後も友人として交流を続けており、学校終わりや週末に度々家へ遊びに行っていた。しかしある時、ポールさんの息子にガールフレンドができると、シドニーさんは疎外感を抱いてポールさんと仲良くするようになった。そしてオハイオ州で性的関係を持つことができる同意年齢の16歳を迎えたシドニーさんはポールさんと正式に交際し、2人は2016年に結婚した。

シドニーさんは24歳も年上の夫を持つことについて理解しがたい人がいることを認識しているが、「理解を得られなくても気にしない」と幸せな日々を過ごしている。

「彼が性的関係を持った唯一の相手なので比較はできませんが、彼は最高よ。ポールとの出会いは普通ではなかったけれど、とっても幸せです。」

そのように話すシドニーさんだが、年の差結婚で気になるのが家族の反応だ。やはり当初、家族は不可解な目で見ていたことから、2人は自分たちの愛が本物であるということを何年もかけて証明することになった。

「母にポールと付き合い始めたと初めて伝えた時、嬉しくない様子でした。ポールのことを知ってはいましたが、1年ほど24歳という年齢差に悩んでいましたね。しかし次第に母の方から歩み寄ってくれて、私とポールはほぼ毎週末に母の家を訪れてバーベキューをするなど一緒に過ごしました。今は近くに住んでいるので、母の方から私たちの家によく遊びに来てくれます。母は私たちのことを100パーセント応援してくれているし、ポールのことも大好きになりました。今では私よりもポールと話していることが多いかもしれません。」

「父も当初は私たちの年齢差が気に食わなかったようでした。父は別の州に住んでいたので、ポールのこともあまりよく知らなかったのです。でも今ではポールのことを気に入ってくれていますよ。」

そして一番理解を得るのが大変だったのは、ポールさんの2人の子どものうちの末っ子だった。幼い頃からポールさんの家に遊びに行っていたシドニーさんは、もちろん末っ子とも顔を合わせていた。末っ子は2人が付き合うことに大反対だったが、結婚し2人の関係が確かなものと分かると理解を示してくれたという。

しかし2人の家族のように理解してくれる人たちばかりではなかった。シドニーさんは「私の友人の1人は私がポールと一緒にいる時は遊んでくれないし、話そうともしてくれませんでした。彼女は私たちの年の差結婚を理解できず、最終的に縁が切れてしまいました」と明かした。

シドニーさんは自身の経験を公表することで年の差恋愛や結婚に対する偏見が無くなることを望んでおり、「年の差カップルでもお互いを愛し、思いやることができると理解してほしいです。ポールは私の最高の夫で、私を大切にしてくれる存在です」と語っている。

画像は『The Sun 2022年6月29日付「WED THE HELL? I married my ex-boyfriend’s dad – we started dating when I was a teenager at school & we have the best sex ever」(Credit: Jam Press)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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